ミチカケ・ミチル堂は私と次女の親子で活動しております。
次女は
軽度の発達障害自閉症スペクトラム。
場面性緘黙、母子分離不安症、感覚過敏という特性があります
幼児期からおしゃべりは苦手でしたが、安心する場所では工夫すれば特に困難なことはありませんでしたから、私は特に心配もなく、
このまま自由な発想の子であってくれればと願っていたほどでした
ところが小学一年生の時に学校で
思いがけず起きたことからの恐怖感で登校できなくなり、病院受診を勧められ,
WISC検査もしました。
私が診断名を簡単に受け入れたくない気持ちがありました
診断名があってもなくても彼女には変わらないのに、
もし診断名が出たらちゃんと向き合えるだろうか。
そんな不安を担当の医師が理解してくださり
半年以上かけてゆっくり次女の様子をみてくださって、こうおっしゃいました
「お母さん、発達障害の自閉症スペクトラム症ですね。
一番困っているのは本人です。理解して受け入れ、特別なことをしてあげるのではなくて
次女ちゃん対応でいきませんか」
その時ハッとしました
障害を持ったことそうでない子を比べていたつもりはありませんでしたが
見た目も定期発達の子と変わらないし、学校に行けずにずっ私と一緒に居る娘を、
らしくていいと思っていた気持ちと
心のどこかでは
他のこと同じように学校に行き、友達と遊べたらどんなにワタシが楽だろう。。
と思っていた自分を恥ずかしく思いました
そのころ
次女の出来ないをできるに変えたほうがいい
という意見も多く言われてきました
でも
出来ないことはできません
次女にとってはできない事がある自分をさらに確認する作業になってしまうんです
小学校1年生が終わるころには”学校に行けない”ではなく”“学校に行かない”を選択しました。
診断名をもらって安心する人、
不安になる人色々な方がいるでしょう
それでいいと思います
感じ方は人それぞれだから。
でもそこから、子どものありのままを受け入れて寄り添って生きられれば、
子どもも親も幸せだと思います
成長と共に、守られているだけではなく、多少の苦痛に挑戦することも必要になってくることがあるかもしれません
その時がきても
ちゃんと向き合っていけば、その子なりの応援ができるのではないかなと。
だけれど
1人で頑張りすぎるのはよくありません
ストレスがたまったな、
子どもと少し離れたいな
疲れちゃったな
そんな時は
「助けて」といえる親であっていいのです
私はそれができず、長いこと苦しかった。
自分で学校へは行かないと決めた次女と過ごして6年目になろうとしています
学校に行きたくなったら教えてねと聞いても、その返事は頑なに「行かない」だけれど
家で学べることもある、同級生のような学習は無理だけれど、好きからどんどん学びは広がっています
私はやっと、自分のことも大事にしていいんだと気がついて、、、。
はい。
気づくの遅かったです、、
そんなこんながあっての今ですが
私はそんな特性のある次女がとても好き
出来ないをみるよりも
出来ることをどんどん伸ばしたいと思っています
私も芸術活動が好き
次女も芸術活動が好き
学校に行かずに家で何してるの？
そういわれることもしばしば
次女にも自信をもって活躍できる場所があればいいのに。
そう思いも強まる中
色々なことが重なったり、理解してもらえない人との関わりにも疲れ
心がポッキリと折れてしまった私、、でした
そんな時に！
運命的に出会ったボタニーペインティング。
比べず、
誰かに褒められるためでなく
まずは自分のために
ありのままの自分で向き合える贅沢な時間が
自分を癒していきました
そして自然に次女もボタニーペインティングにふれていきました。
同じころハスワーク®にも出逢ったのです
出逢いとはふしぎなもの
必要な時に出逢うのかもしれない
それを見逃さず
今までだったら私のやりたいことよりも、我慢するのがいいのだと思っていたことを
やりたいことを我慢しないで
挑戦する勇気をだせた自分もほめてあげていいとさえ思えるように
気持ちが前を向き始め
芸術活動が好きな私と次女がいるんだったら
好きな事で活動したらいいんじゃないか
その場所がないんだったら自分で作ろう。
2022年は長女も高校生、末っ子長男君も小学生
忙しさもあるかと思うけれど
ミチカケ・ミチル堂という名で次女にもお手伝いしてもらいながら
活動していこう！
今までのこと、想いが全てここに繋がり
親子で活動していくことを
勇気をもって決めたのでした。
次女のことも理解してもらおうとブログに書いたり、ワークショップの場所を探すときに
連れて行って紹介したりすると
思った以上に次女のことを受け入れてくださって
本当にうれしい
ただただ嬉しいんです
なのでミチカケ・ミチル堂のワークショップに来てくださった方
おしゃべりが苦手でもじもじすると思いますが、次女が一生懸命お手伝いしてくれると思いますので
どうぞよろしくお願いいたします！
厳しいご意見をくださる方も有難く受け取りたく思いますが
次女には、私と活動することで、人との関わり方や、これから生きていくことで必要なことが少しでも増えるといいな、、
あなたの周りにはあなたを助けてくれるひと、あなたを必要としている人、優しい人であふれているんだよ
そのまんまのあなたで自信をもっていいんだよ、
私以外の人からもそれを感じられ、経験できる場所になったらなと密かに思っています
そのうち学校に興味が湧いてフラリと出かけていくかもしれません
そうしたら行ってらっしゃい！
って言ってあげられるように私も心の片隅で準備しておきます
ぜひ応援してください
・ボタニーペインティング
・ハスワーク®
ご興味を持って下ったらぜひワークショップでお逢いしましょう！
お声がけくださいませ
ミチカケ・ミチル堂
yuka
読んででくださってありがとうございました
安全と健康でおすごしくださいませ
ミシカケ・ミチル堂