ふやっと観る事が出来ました。千秋楽と前日のマチソワ。計三公演。
マチネは二階席。舞台全体観る事が出来ます。大きな橋を使っているので演者さんの動きが良く見えました。
ただ初見だったので話について行けない所も。楽しかったんですけど、一回じゃ理解出来ないかも。
ソワレはなんと最前列のど真ん中!もう二度とないでしょう。舞台が近い近い。全て見上げるかんじです。特に橋の上。近すぎて首をしょっちゅう動かさないといけません。はっきり言って首が痛いです(笑)
でも近いからこそ殺陣の素晴らしさが分かりました。二階からでも殺陣の速さにはびっくりでした。近くで見た殺陣は二倍のスピード。どれだけ練習したんだろう。一つ間違えば大怪我になります。
みっちゃん、大ちゃんも頑張っていましたが、男性陣のスピード、迫力には敵いません。
千秋楽は一階サブセンターの後方。とても見やすい席でした。オペラがなくてもお顔が分かるし(細かな表情は見えないけど)、なんたって客席降りが楽しい!
全然見え方が違う席で観る事が出来て幸運でした。
阿国役のみっちゃん、歌よし芝居よし見た目よし!色気もあります。言うこと無しです。みっちゃんは出来て当たり前と思っているので感想が書けない(笑)努力してると思います。でも感じさせないんですよ、みっちゃんは。殺陣は男性相手だったので大変だったと思います。でも桜華や蘭の時よりスピードアップしてるし、しなやかさも増していると感じました。
歌も歌いこなせちゃってます。声量も十分だし低音も高音も綺麗です。
みっちゃんはやはりミュージカルが似合う。存在感、実力。ミュージカルを基本に活動してもらいたい。
初めて宝塚のトップを見た人も多かったと思いす。宝塚って凄いと思わせたんじゃないかな。
お丹役の峯岸みなみさん。話が来た時は嫌だったと千秋楽で言っていました。他の人に比べて実力がと。確かに舞台慣れしてなさそうな感じでした。でも、一生懸命に阿国(北翔海莉)に着いて行こうとする必死さは伝わって来ました。
一幕目は幼さを出す為の台詞回しや動きが私にはしっくりこず少しがっかりだったのですが、二幕目大人のお丹は声のトーンを落としとても良かったし、違和感も感じませんでした。
これはお丹の成長物語だけど、峯岸みなみの成長物語でもあるんですね。
とっぱ役の坂元健児さん。流石元劇団四季。歌が半端なく上手。歌えば一気に海外ミュージカルの世界へ。みっちゃんとデュエットあったらよかったのに。アドリブもお上手でした。
一蔵、二蔵、権蔵のグァンスさん、細貝圭さん、平田裕一郎さん。一列目の時目の前に御三方が。カッコ良すぎて目を逸らしてしまいました。
おあか役の桜一花さん、お菊役の鳳翔大さん。お二人がいてくれてみっちゃんは心強かったに違いない。一花ちゃんは可愛くて、やっぱり上手くて。大ちゃんは流石元男役綺麗でカッコよくて。
モト冬樹さんが仰っていました。元宝塚の人は靴が散らばっていたらさっと揃えてくれる。条件反射、長年培われた物は抜けません。これはいい事ですね。
松梅院の伊藤裕一さん。千秋楽なんとズンドコを踊ってくれました。もっと見たかったし言われるまで分かんなかった。踊るよーって言ってくれたらみちこファンは踊ったかも(笑) この方も芸達者。
京極高次役の市瀬秀和さん。殺陣師としても参加されてます。出番はあまりなかったけど素晴らしい殺陣お見事でした。千秋楽では京極高次と三九郎の殺陣が二手になってしまってて残念。あの緊張感のある二人のやり合いをもう一度見たかった。あっ、二手でも凄い緊張感です。
そしてそしてこの公演で気になりだしたお二人。
猪熊少将役の玉城裕規さんと三九郎役の中村誠治郎さん。
玉城裕規さんは色っぽい。私には彼の声が色っぽい。決して美声ではなくどちらかと言えば通り難い声。でも少将の声にはぴったり。少将は阿国が好きなのよね。でも阿国は振り向いてくれない、切ない。その切なさが声に出ていて。刀剣乱舞に出ているだけあって殺陣も上手でした。
中村誠治郎さんも色っぽい。佇まいが色っぽい、もう全てが色っぽい。実年齢もみっちゃんに近くてお似合いの二人でした。(少将は年下感が) 勿論この方も殺陣が上手いしお歌も上手でした。
書ききれませんがモト冬樹さん、コング桑野さん、大沢健さん、雅原慶さん、今川宇宙さん、アンサンブルの皆さん、皆さん凄かった。熱量が半端ない!
このキャストでなければこれだけの舞台を作ることは出来なかったと思います。本当に異種格闘技でした。円盤化がないのがあまりにも残念です。
(CDは発売されます。)
贔屓が出ているからとか関係なしに、面白いそして素晴らしい作品でした。久しぶりにまだまだ観たいと思わせてくれました。
このキャストで再演がある事を願います。