映画 「こんにちは、母さん」の内容に触れます。
これからご覧になる方はスルーして下さい😔
昨日、今日で息子とキャンプの予定でしたが…
勤めている療養施設に入院中されていたパートさんのお父さまが亡くなりました。
厨房の隣の食堂に車椅子に乗ってお食事をされているお父さまの顔を見ながら、
おとうちゃん、今日は好きなお肉だから良く食べたね!
とか、
おとうちゃん、今日の顔色はいいみたいだね。
と、そのパートさんと仕事をしながら良く話しをしていました。
最近は持病の発熱のため食堂に来られることが少くなっていました。
そして覚悟はありましたが、突然のご逝去でした。
多分お通夜、葬儀はこの日だろうと思った日とキャンプの日が重なったため、キャンプ⛺は早々にキャンセルをしました。
その後の連絡で日を少し置いた日程になったと分かりましたが、
予定の無い連休になりました。
それならばと、急きょ隣町の社会保険事務所に行った帰りに観たいと思った映画を観に行って来ました。
ここ10年以内の吉永小百合さん主演の映画は良く観ています。
年齢には見えないその容姿からは、普段からご自身を律しておられる様子を伺えます。
映画を観た感想は、
やはりこの映画も、
吉永小百合様の為の映画だったなぁ〜と…
あくまで個人の感想です。
山田洋二監督ですし、吉永小百合さん主演の映画ですから、
ドロドロ、ぐちゃぐちゃした内容になるはずもなく、
安心して観ることの出来る作品でした。
山田洋二監督と言えば、「北の国から」
↑
ここ、間違えました!
「北の国から」は、脚本家の倉本聰さん、監督は杉田成道監督💦
20年以上前、
「北の国から」はTSUTAYAでビデオを大人借りして何回も観ました。
北の美しい自然とさだまさしさんの素敵な曲とうらはらに、
観れば観るほど人間くさいドラマだと思っていました。
小さい時は苦労したけれど、立派な大人になったとか、でもなく…
一度は思いやりながら一緒になっても、日々の生活をしているうちに壊れてしまった気持ちは、誰にもどうすることも出来なく、とか、
誰しも経験のある若かった時の失敗をこころの隅にいつまでも残していたり、
素敵なお父さんの五郎さんにも、打算なんかも見え隠れしたり…
何回も観ているうちに、
作品として、
結果オーライのドラマなんかではなく、
普通の人の普通の生活の中の記録のような作品なんだと感じていました。
きれい事だけではなく、
好きになった人に家族がいたり、
お金の為に人をうらぎったり、
けっして立派な人生を送ってきたとは言い難いけれど、
ただひとつ言えることは、
いつでも、
一生懸命生きてきたと言う事、
悩みや苦しみに対してももとことん向き合って生きていた(いる)人たちの人生の作品だったと、
あくまで個人の感想です😆が…
「こんにちは、母さん」のお話しから離れてしまいましたが、
私個人としては、
いつか、
「吉永小百合」像をぶっ壊したような作品をみてみたいと思っているのです。
たぶん…そんなことはないのでしょうが🙄
「吉永小百合」さん、大好きなんです♥
間違えを教えてくださってありがとうございます!