他人と同じじゃないと不安な時もあります。
「変わってる子」と言われるのが、辛いときもありましたが、
大体は、
「わたしはあんたたちとは違うんだよ!」
みたいな根拠の無い自信があったのも事実でした。
ツンデレとは違うけど、
自分からその輪に入らない時は、
「ふんっ、あんたたちのくだらない話なんか聞きたくないよ!」
と思い、
「あれ?もしかしたら、はぶにされている?」
と気づきだしてからは、
「あの子は、はぶにされている可哀想な子」
そんなふうに思われているなんて、恥ずかしい…と思うようになりました。
もちろん親にも気づかれたくない…
まぁ、私の親は自分の事に精一杯で、そんな私の悩みなんてわかるはずも無かったのですが…
そんな私が親となった時、はたして子供達の悩みをわかっていたでしょうか…
とりあえず、学校は休まず行きなさい!
真ん中の道を外れずに行くのが当たり前だよ!
まぁ、自分の事を棚に上げてどの口が言っていたのでしょうか。
長女は地元の進学校から地元の国立大学に進学をしました。
当時一緒に暮らしていた義母もそれはそれは大喜びをしました。
義母の姉妹の子供が良い大学に進学したのを、どこか卑屈に思っているふちがありました。
でも大人になった長女は言いました。
「毎日、毎日、高校に登校するのが苦痛だった。」
その頃の高校の教室で撮影された長女の姿は、拒食症の一歩手前ではなかったのか?というぐらい痩せていました。
私は、そんな我が子のSOSも見ぬふりをしていた母親だったと思います。
自分の親の事を言う資格はありません。
長女の子供は3人いますが、いつもブログに書いている真ん中の長男だけでなく、
一番上の娘も悩みを抱えているようです。
しかし長女はアホな私と違って、その娘の立場を良く理解し、娘を全面的に支えています。
世の中の流れにそって合わせられる子供(人間)ばかりではありません。
肉体的、精神的、その他大勢と違ってはいるけれど、
そこにいても良いはずです。
昨年、頓挫してしまった私の
「古民家再生計画」
実は、そんな子供、大人達の居場所作りが目的でした。
計画性の無い私は、結局今の安定や生活を変える度胸もなく、
ブログを読んで頂ける方々に、無駄な期待を持たせてしまったかもしれません。
この計画は実は長女も考えていた事です。
無力な私と違い、コツコツ計画的な長女は、
「ある場所」を借り、今の世の中を生き難い人々の「居場所」づくりの一歩を歩き始めました。
「家主」さんや地域の方に恵まれ、まだまだ活動するのは先ですが、
無理なく、始めようとしています。
無力な私は、
全面的に協力しようと、自分の出来る事をしようと思っています。
と、言うわけで、
今日は、
長女に協力してお手伝いをして頂ける方々に、
お食事のデリバリーをして来ました😋