昨日はひな祭り、職場では特別な行事食を提供する。

担当は私。


この仕事に就いて12年になろうとしている。 

毎月の誕生日食や、節分、ひな祭り、こどもの日、敬老の日…3人の栄養士、調理師が交代で献立から担当する。


季節感を出したり、旬の食材をつかったり、その気になればこんなに楽しい仕事はないのであろう。


ただ、献立を考えるのは一ヶ月以上前である。

気をつけないと、その時は旬であっても一ヶ月経った時にそうとは限らない事である。

逆に年によっては旬の物が出遅れる事もある。


いつだったかニューサマーオレンジをくり抜いて、その中に果汁で作ったゼリーを入れて提供しようとしたら、地域のスーパーでニューサマーオレンジが手に入らない事があった。


焦った私は前に住んでいた伊東の街まで2時間かけてニューサマーオレンジを買いに行った。


もっと楽に発注出来る物や、既製品にしとけば良いのだろうが、何故かそれではつまらない…ハードルを上げて自分の首を自分でしめてしまうわたしである。


今回は、


錦糸卵、煮て味を付けたツナ、桜でんぶ、絹さや、人参を使った押し寿司。

粥食にはお粥の上にトッピング。


取り寄せたマグロを漬けにして大葉と盛り付けた小鉢。


金目鯛と長ネギと煮た小鉢。


菜の花と卵豆腐のお吸い物。


手作りいちご大福、または赤、緑、白と3色にした杏仁豆腐。




いちご大福の画像しかないけれど…



これらを盛り付けさんと二人で作っていく。


大変ではあるけれど、達成感はある。


しかし年々献立の案の枯渇や、体力の低下を感じる。



責任者に契約書を渡された。

今は1年毎の更新である。

内容は今までと同じ。


「お給料が上がるってことはないのかしら〜」と、一応言ってみる💪


「下がらないだけいいとしないと〜」



だと😑



フン😤



行事食の度に隣り町から新鮮、美味しい魚を届けてくれたお店、

コロナの影響で今月いっぱいで廃業してしまう。


今までありがとうございました。


そして、とても残念である。