昔は、昔のトイレの匂い消しの為に、トイレの近くに金木犀を植えていたと言う人がいた。

だからその枝を折って花瓶に挿すのは考えられないとも、


わたしは金木犀の香りがすき。


小さい時に住んでいた集落の小さな神社のお祭り、


その狭い参道にいくつかの露天のお店、


早足で歩くと少し汗ばむけれど、木陰に入るとすっと、その汗が消える。


そんな晴れた秋の一日を思い出す金木犀の香り…


トイレの匂いと言われ悲しくなった。



家を新築した際、前の庭から移した金木犀、

枝が道路標識を塞ぐようになったので、夫が居なくなったあと思いっきり剪定してもらった。

去年は、だからその香りを感じることはなかったけど、

今年は台風の影響も無くて、玄関を出るたび懐かしさに、涙もろくなりそうなわたしです。