毎日鬱陶しいお天気ですが…
昨夜パラリンピックの開会式が行われましたね☺️
開催に賛否はあれど、入場行進をされている選手の皆さんは誰しも誇らしい表情をされていました。
障害があって、その御本人だけではなく、ご家族の皆さんのお気持ちを思うと、一言で感動した、なんて言葉では足りないと感じます。
その立場にならないと、なかなか理解出来ないこと、ありますね…
ちょっと違いますが…
結婚しているか、していないか、
子供がいるか、いないか、
介護を必要としている家族がいるか、どうか、
まあ、男か女か…
今までの人生の大半、
私は自分の立場でしか物事を見ることが出来なかったと思います。
いわゆる、知らない事は、
なかった事…
その立場になって初めて思う事が、この歳になってもあります。
孫の障害もそのひとつでした。
それまでは所構わず騒いでいる子供を見れば、
単純に、親は何をしているの?と、思っていました。
転職前に勤めていたお店には、繁忙時を避けて、市内の施設の方々が職員さんに付き添われてお食事にいらしていました。
ご自分で注文、支払いをしていかれます。(練習と言う意味もあるかと思います。)
既に成人されているだろう、その方達の接客をしながら、
本当に、私は他人事と思っていました。
今から11年前に誕生した孫は障害があります。
生まれたばかりの時は分かりませんでさした。
生まれてすぐに大病をして生死の境を漂いました。
誕生から一年ぐらいすると、その成長の仕方に誰しも疑問と、一抹の不安を感じるようになりました。
と言っても一番不安を抱えていたのは、その子の両親だし、産み落とした娘だったと思います。
私なんかは遠巻きに見ているしかありませんでした。
あれから11年、
その間、娘たち家族はいろいろな事に立ち向かっては来ましたが、
それは娘たち夫婦間の激動の時間でもありました。
その時には平常心を失いかけた娘のはけ口にもなりました。
しかし娘は自ら平常心を取り戻し、さらに強い母親、人間になって行きました。
今でも、自分が倒れたら家族が困る事になると、いつも気を張っているようです。
夏休みの最初に一緒に出来たキャンプ…
家に残した婿に久しぶりの静かな時間を与えたい娘の気持ちでもありました。
妻と言うのは時々、夫の母親にも似た気持ちを持つものですね…
娘の気持ちもわかる私ですが、思う事はたくさんあります。
ま、我が家の長男家族もある意味それ以上の問題、大ありなんですがね…
ブログで幸せそうな家族のみなさんのお話しを読むにつけ、
達観したつもりのこころが、
ザワザワザワザワ…
心のせまい人間です。
わたしは…
話しが逸れてしまいましたが、
このお話しは、また、いずれ…
パラリンピックに出場の皆様のご活躍を祈っています。