映画「君の名は」のように、


行き違い、なかなか会えない、辿り着けない…をイメージしていたのに、


(じつは「君の名は」映画もテレビも見ていませんが💦)



簡単に出会えてしまった。



昨夜は暗い中でのご挨拶、


「はじめまして、michiko 1952です。」


挨拶をかわす。


これから遅い夕食を作って食べるという師匠達から離れ、


タックンの車内に入り、あっ、ちゃんと本名を名乗らなかった事に気がついた。



「ごめんなさい、吉永小百合です。今日はありがとうございます。これからもよろしくおねがいします。」


メールを送る。



注 BBAの虚言癖に注意!




そこからまた、メールの応戦が続いてしまった。




師匠の連れの「おかみさん」←私が勝手に付けた仮名



「おかみさん」は、そんなにメールで話し合うなら、今から一緒に飲みながら話せばいいのに!


そう思っていたと、後で笑って言ってくれました。





いやいや、初対面からお相手のお家(車内ですが、)に上がり込むような失礼なことは非常識と、

親に躾けられた年代であります。





その晩は、ぐっすり朝まで起きずに眠れた。


早朝、タックンから洗面の為外に出ると、

まぁ、さすが週末の夜、


タマゴを横にしたようなキャンピングトレーラーと言うのか、それを付けた自家用車、


それ以外の乗用車も十数台、私達と同じように一晩の宿を借りていた。




さぁ、朝ごはん、


もちろん車内です。


車外でイス、テーブルを出すなんてもっての外、


ゴミも捨てない(当たり前)

調理で使用した食器、器具をトイレの手洗いで洗うなんて事もしない!



えっ?


汚れた食器どうするのって?

(基本、使い捨ても使わない)


簡単よ!


ティシュで汚れ拭き取って、沸かした湯をかける(浸す)

お湯は蒸発させて、残った少量の水分は拭き取って、おわり!



誰かに食べさせるわけでもなし、自分ひとりの口に入るだけ、簡単です。



拭き取った紙類が貯まるのが問題点なんだけど、ゴミもお持ちかえりです。




昨日の残りのホットケーキのタネを焼き、ベーコンエッグを作る。

コーヒーは100均の陶器の物、

アウトドアにはまり、シュラカップなんかで気取ってコーヒー飲んだりしていたけど、

コーヒーは陶器の物で飲むのが美味しいと気がついていた…



そのうち隣のエブリイ君から、「おかみさん」と「師匠」が起きてきた。


早速朝食にお土産で渡した塩鮭を焼いて食べてくれるようだ。


「つまらないものですが…」なんて私は言わない!

だってこの塩鮭、仕事場に出入りしている沼津の魚屋さんにわざわざ発注している美味しい塩鮭なんだもん!



今回の待ちあわせ、行き違いから出会えないのはしょうがないけれど、これを食べて頂けないのは悔しいと思って
いた。




その後、彼らはこれからキャンプに行くと言う。

キャンプは予め予約するものだと思っている私は、

この長野県には無料のキャンプサイトが多数ある事を師匠に教えてもらった。

(近頃のキャンプブームにより、ルールを守らないキャンパーのせいでその数も減っているらしいが…)



私も特にここに行こうと言うものもなかったが、

例の友人の

「高ボッチ高原」から見る景色は最高と言う話しをすると、

師匠とおかみさん、

そっか、そこがあったね、
そこにしよう!

と、話しがまとまって行った。



実はですね、

記念すべき長野県車中泊の旅ですが、

ワタクシ、車内に

コールマンツーリングドームSTを搭載していたのですね!

良さげで空いているキャンプサイトがあれば、テント張れるかなって思っていた。

だけど、

まさか師匠達と行動を共にするとは予想外だったが、

嬉しいハプニングである。


「高ボッチ高原」に向う途中のご自宅に荷物を取りに寄ると言う師匠たちと別れ、食材を買うためのスーパーを教えて頂き、
後で合流する事になった。



これは、事実を元にフィクションを織り混ぜながらのお話しです。

もちろん私は吉永小百合さんではありません。
あしからず…(笑)



つづく