今は地元に父と母と一緒にいる兄のお骨、小学校入学前に亡くなった兄のお骨は父が墓を買うまで20年近く父の東北の実家の墓地に入っていた。

兄が亡くなった後、一家はまる一日かけて鈍行にのって父の実家にいった。

当時はまだSLが走っていたのか?
兄を父の実家の墓に納骨した帰り汽車の汽笛が兄の家族を追いかける悲鳴に聞こえて小さな私はとても怖かった。

窓の外は真っ暗てあった。
今でも夜の電車にのると、その時の気持ちが蘇る。