ミャンマーのスタッフから嬉しい知らせ。
ミャンマーNGO連携無償資金協力の事業地の1つである、
ユワカレイ村の工事が無事に終わった。
ここの村の道路補修工事は今までの施工方法とは全く違う。雨期になると1m以上水が溜まる場所で、大掛かりな嵩上げ工事が必要だった。
私は最初とても不安だった。人力だけでできる事なのか、そうでないのか・・・。
ミャンマー人のエンジニアのヘインは最初、「この嵩上げ工事は人力だけではできない」といって他の事業地を探そうと言っていたほどだ。
しかし、村人達のこの道を良くしたい、技術を学びたいという気持ちは本当に切実だった。私達は、とりあえず彼らとミーティングを持ち、彼らの「やる気」をみてみる事にした。ミーティングが始まると村人達は積極的に道具の管理方法や、誰がこの工事のリーダーに適しているかなど彼らで意見し、ミーティング終了後には「ここに道具を保管する場所を作るから」と道具保管場所を見せてくれ、彼等から「絶対にこのチャンスを逃さない」という気持ちがひしひしと伝わってきた。この気持ちを感じたのは私だけではなく、ミャンマー人スタッフも彼らの話や行動を見る中で「この村の道をなんとかしよう」という気持ちに変わって行くのがわかった。
何段も何段も土のうを積まなければならない。水が1m以上溜まるのだからそれ以上土のうを積む工事になる。彼らの思いは充分に理解できたが、私もミャンマー人スタッフも本当に彼らとこの工事を終える事ができるだろうか・・・と不安な気持ちは工事が開始されるまで消えなかった。
工事が始まると毎日毎日大勢の村人が工事に参加してくれた。
私達の心配はよそに、村人達は超人的なスピードで土のうを積んで行く。どんどん技術を吸収していく。学校が休みの日は子供達の姿も大勢見られた。
エンジニアのヘインが工事を手伝いに来ていた10歳くらいの女の子に聞いていた。
ヘイン「学校休みなのに遊びにいかなくていいの?」 女の子「学校に行くときに私もこの道を通るからお兄さん達と一緒に直せるのが嬉しい!それにすごく楽しい!」
ヘインは、工事期間中はこの村の村民宅にホームステイをし、朝から晩まで彼らにつきっきりで指導していた。最初あんなに不安を抱いていたヘインも日本人専門家の田中さんから補修方法についていろいろ助言を受け、背中を押され、何より村人達の働きっぷりを見て腹をくくった?ようだ。
そんなこんなで、現場にいるみんなが1つになって終えられた工事。
残念ながら私は現在日本滞在中なので、村人と共に感動の瞬間を迎えられず、ミャンマー人スタッフから送られてきた写真を見て胸を熱くしている。写真の中には村人達が行った工事完了式?オープニングセレモニー?の写真もあり、テープカットや風船なんかも飛ばしちゃったりして、村人達のテンションの上がりようが良く分かる。
あ---私も参加したかった。
ミャンマーNGO連携無償資金協力の事業地の1つである、
ユワカレイ村の工事が無事に終わった。
ここの村の道路補修工事は今までの施工方法とは全く違う。雨期になると1m以上水が溜まる場所で、大掛かりな嵩上げ工事が必要だった。
私は最初とても不安だった。人力だけでできる事なのか、そうでないのか・・・。
ミャンマー人のエンジニアのヘインは最初、「この嵩上げ工事は人力だけではできない」といって他の事業地を探そうと言っていたほどだ。
しかし、村人達のこの道を良くしたい、技術を学びたいという気持ちは本当に切実だった。私達は、とりあえず彼らとミーティングを持ち、彼らの「やる気」をみてみる事にした。ミーティングが始まると村人達は積極的に道具の管理方法や、誰がこの工事のリーダーに適しているかなど彼らで意見し、ミーティング終了後には「ここに道具を保管する場所を作るから」と道具保管場所を見せてくれ、彼等から「絶対にこのチャンスを逃さない」という気持ちがひしひしと伝わってきた。この気持ちを感じたのは私だけではなく、ミャンマー人スタッフも彼らの話や行動を見る中で「この村の道をなんとかしよう」という気持ちに変わって行くのがわかった。
何段も何段も土のうを積まなければならない。水が1m以上溜まるのだからそれ以上土のうを積む工事になる。彼らの思いは充分に理解できたが、私もミャンマー人スタッフも本当に彼らとこの工事を終える事ができるだろうか・・・と不安な気持ちは工事が開始されるまで消えなかった。
工事が始まると毎日毎日大勢の村人が工事に参加してくれた。
私達の心配はよそに、村人達は超人的なスピードで土のうを積んで行く。どんどん技術を吸収していく。学校が休みの日は子供達の姿も大勢見られた。
エンジニアのヘインが工事を手伝いに来ていた10歳くらいの女の子に聞いていた。
ヘイン「学校休みなのに遊びにいかなくていいの?」 女の子「学校に行くときに私もこの道を通るからお兄さん達と一緒に直せるのが嬉しい!それにすごく楽しい!」
ヘインは、工事期間中はこの村の村民宅にホームステイをし、朝から晩まで彼らにつきっきりで指導していた。最初あんなに不安を抱いていたヘインも日本人専門家の田中さんから補修方法についていろいろ助言を受け、背中を押され、何より村人達の働きっぷりを見て腹をくくった?ようだ。
そんなこんなで、現場にいるみんなが1つになって終えられた工事。
残念ながら私は現在日本滞在中なので、村人と共に感動の瞬間を迎えられず、ミャンマー人スタッフから送られてきた写真を見て胸を熱くしている。写真の中には村人達が行った工事完了式?オープニングセレモニー?の写真もあり、テープカットや風船なんかも飛ばしちゃったりして、村人達のテンションの上がりようが良く分かる。
あ---私も参加したかった。