道普請人の単独活動報告・展示会がNHKふれあいホールギャラリーhttp://www.nhk.or.jp/event/fureaihall/gallery/map.htmlにて12月2日まで開催中です。

毎日、展示会場でいろいろな方々との出会いがあり、楽しませて頂いている。
その中でも今日はある方がとても印象的だった。

3Fの展示会場にきょろきょろしながら現れた70歳前後の男性。「道普請人」という名前を見て、「どうしてこんな古臭い言葉を使ってるんだ?これでは若い人達が分からないだろう」と突然のご指摘。「そうですねー、よく何て読むのですか?ときかれます」とだけ返し、話をサラッと変えて活動説明。展示の写真をみて「昔の日本もこうだったんだ。でもこっちの方がひでーなー。 さっ、たまたまここを通りかかっただけなんだ、もう行くよ」とパンフレットを受け取って会場を後に。2時間後、再度その男性が会場に戻ってきた。思わず「おかえりなさい」と言ってしまう。男性「今そこの公園でパンフレットを読ませてもらったんだけど、これで2メートル分、道がなおせるかな」と自分の財布から千円を取り出し寄付してくれた。「会費を払えるほどお金は持ってねんだよ、ごめんな。でも500円あれば1メートル直せるって書いてあったからさ。だからこれで2メートル直してあげてな。じゃ。」といって会場を後にする。本当に有難うございます。何メートルでも直せる気がします。/font>