今日は、木村理事長によるワークショップ開催の日。
ガーナ各地からNGO団体を招待して、土のう工法についての講演、実演の2部構成で行われる。
10時スタートの会場には、講演開始前から珍しく?招待者達が集まり始め、10時スタートの時点では、招待客の8割が既に集まっていた。




講演が始まると、皆真剣に「Professor Kimura」の話に聞き入っている。ガーナ全国各地の村で活動している彼らにとって、講演の中で出てくる悪路の写真や状況は彼らが活動している村と重なり、いろいろな面で共感できる部分がたくさんあるのだろう。




会場の外に出て行った、簡単なデモンストレーションでは、コンパクション後、石の様に堅くなった土のう袋内の土に、アフリカ人特有の派手なリアクションで皆一様に驚き、「自分達の村でもこれをやりたい!」という声が一気に高まった。




講演中おもしろかったのが、理事長が自分の名刺を何枚か机の上に置き、

「欲しい人は・・・」
と話した途端、我先にと、数人の参加者がとてつもない早さで名刺を取ろうとし、会場を沸かせた。
あのアスリート並みの瞬発力の良さに、ガーナ人の可能性を感じずにはいられない。




結局、全国各地から、予定を上回る36ものNGO団体が参加し、ワークショップは大成功だった。
参加したNGO団体の中で、1つでも実際に土のう工法を使って道を直し、その村の人達の生活を助ける事ができた、という報告に期待したい。




それにしても、ワークショップ終了後、お昼を食べて木村理事長は帰国されたのだが、見送りの際、出国カードに滞在日数「3日」と書いてあるのを見て思わず笑ってしまった。3日間の中で初日と最終日は移動日だったので、ガーナに丸々一日いたのは僅か一日だけ。移動時間の方が長い。
「“風と共に去りぬ”やな~」と元気よく言い残してガーナを後にした理事長。
お疲れ様でした・・・。



   
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ワークショップ(講演)の様子


 

 

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コンパクション イズ ベリベリ インポータント!!




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参加者も参戦!!





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百聞は一触にしかず。