河津桜の原木と大楠 | Lontano dagli Occhi ~Ameba棟~

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そろそろソメイヨシノの時期となりました^^

が、まだアップしていない画像がありましたので・・・早咲き桜の河津桜・原木編をお届けします。

原木というと、原木をとりまく風景を思わず想像たくましくしてしまうのですが・・・

なんと、車が行き交う町道沿いの民家に生えていたのでありました!撮り方がぞんざいですみませんσ(^_^;)
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説明書きから抜粋してみます:

~河津桜原木物語~

 昭和三十年頃の二月のある日、この家の主であった飯田勝美氏が河津川沿いの冬枯れの雑草の中で芽吹いていた約一メートル位に育った桜の若木を偶然見つけて庭先に植えた事が始まりでした。
 約十年後の昭和四十一年一月下旬、やっと花が咲き始めました。同年四月、主の勝美氏は花が咲くのを見届け、永眠しました。
 その後きれいに咲く桜を見て譲ってほしいという話もありましたが、思い出の桜のため手放さなかったそうです。
 当時、この家の屋号からこの桜は「小峰桜」と呼ばれ親しまれていました。
 その後の調査で新種の桜とわかり昭和四十九年には河津で生まれた桜であることから「河津桜」と命名され昭和五十年四月に河津町の木に指定されました。
                       (飯田ひでさん談)
 河津桜はオオシマサクラ系とカンヒサクラ系の自然交配種と推定されます。

樹齢五十年ほどのこの原木、撮り方がまずくてわかりづらいのですが、横に伸びた太い枝が自らを支えきれないほどの重さに達している様子・・・はしごのような支柱(?)で何とか家の入り口をふさぐことなく見事な花を咲かせていました。
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飯田さんの御宅とともに、これからも歴史を歩み続けるのでしょうね。
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町道を横断してなんとか全体を捉えることができました(笑)ここだけ人だかりがすごい^^;
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さて、おまけ・・・といっては何ですが。河津桜もありますが、ちょっと寄り道もしてみました。

ちょっと足を延ばすだけで人の流れがパッタリ途絶える中、目指したのは来宮神社
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28mmレンズでは収まりきらない大楠が目印です^^;河津桜原木の高さが10メートルほどなら、こちらは24メートル。
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お酒に酔いつぶれた杉桙別命(すぎほこわけのみこと)が、ふと気づくと野火に囲まれあわや!という時、何千・何万という鳥が命の頭上から河津川の水を運び落としてくれたことで、火はおさまり一命をとりとめた・・・という民話が残っているそうです。

命は以後、お酒を慎み村の平和のために力を尽くされたということですが・・・

こちらの境内で思わず目に付いてしまったのが、甘酒~!!!(´▽`)

なんでしょうね、甘ったるすぎず、なんともすっきりした味わいで思わずおかわりしてしまったのでしたr(^ω^*)))

聞けばこの甘酒のためだけにわざわざやってくる方も多いようで・・・知る人ぞ知る甘酒スポットらしいですよ!

神社のお守りも、河津桜がモチーフになっていてとっても可愛いものが色々ありました^^(買わなかったけど・・・^^;)

今日は絶好の行楽日和ですね!みなさま、よい週末をお過ごしくださいませ♪

あ~それにしても昨日から一転して花粉が飛ぶこと飛ぶこと・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。