オーガニック認証「ナチュール・エ・プログレ」の特徴(2)
みなさん、こんにちは。
フランスの厳格なオーガニック認証
「ナチュール・エ・プログレ」について
噛み砕いて、より分かりやすく説明したいと思います。
まず、たいていのオーガニックの一番最初の基準となる土壌についてですが、
オーガニック認証の農地の無農薬期間の基準は3年がほとんどですけど、
ナチュール・エ・プログレは5年が基準なんです。
この5年という期間で土地の浄化をすればいいだけではなく、
さらにこの土地が、公道から500メートル以上離れていないといけないんです。
というのも、車の排気ガスが気流に乗って
土壌を汚染することを懸念してのことなのです。
土も空気も環境汚染の影響がないことが条件なのですね。
また、ナチュール・エ・プログレが指定する100%オーガニックの
素材を使用しなくてはいけないんです。
ほんの少しの農薬ならOKになってしまう認証団体もある中で、
これは本当に作り手としては厳しい条件ですよね。
製造過程で環境破壊につながるものがあれば、それも審査に大きく響いてきます。
大量の廃棄物が出ることもNGなんです。
こうした過程を、何種類もの原材料が通過し、
それらが合わさって製造する場所もまた同じように
厳しい基準をみたしていなければいけないとなると、
本当にたくさんの人たちが自然と正面から向き合って、
共生して、初めて一つの石けんが出来上がるのかと考えると、
とても感慨深いですね。
地球にとって安全なことは、
人にとっても安全なのですね。

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