「こんなデカイ女でいいの?」
彼女は、そう言いながら僕を押し倒した。
デカイ女は好きなのだが、何でもいいわけじゃない。少し大きめの服でも気に入れば買うこともある。
大体、なんで二人でこの部屋にいるのかもあまり覚えていないだが、取り合えず僕は服を着たまま「デカイ女」に押し倒され、体のあちらこちらを撫で回されている。
「デカイ!」
僕が言ったんじゃない。
彼女の手が、僕の下半身に辿り着いた時、ため息とともにそう言った。
まあ、僕にもデカイ所は幾つかある。
彼女は僕の胸の上にまたがると、ゆっくりと僕の顔に、自分の顔を近づけてきた。
「キスする時って、目を瞑る?」
「うん」僕は過去の自分を思い出して、答えた。
「だったら、目をあけてて。」
そう言ってから、彼女は僕に唇を重ねた。
見開いた目の先に、彼女のギラギラと輝い瞳がある。時に大きく見開かれ、時に少し目を細めて僕を見下ろす。
その間も、僕の口の中では、彼女の舌が踊っていた。
それだけで、もう。