材料 (4人分 ー 準備:20分)
卵:3個
砂糖:120グラム
小麦粉:150グラム
バター:125グラム
塩:ひとつまみ
ベーキングパウダー:5グラム
レモンかオレンジの皮のすりおろし
作り方 (10分)
1.まず、バターを湯せんか電子レンジで溶かしておく。ボウルに卵、砂糖と塩を入れ、泡だて器でグルグルと混ぜる。
2.ふるいにかけた小麦粉とベーキングパウダーを注ぎ、 溶かしバターを加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。みじん切りにしたレモンの皮を一片加え、混ぜる。
3.マドレーヌ型にバターかオイルを塗って、生地を3分の2まで入れ、200度のオーブンで約8~10分焼く(よくチェックしてください)。
できあがり!
おすすめポイント:
フランスで最近はマドレーヌをシリコン製の型で焼いています(日本でもAmazonで買える)。これによってマドレーヌは独特なホタテガイの形で焼きあがります。ない場合は普通の
カップケーキ型で焼いてもいいです。
有機レモンかオレンジ(化学肥料無使用)を使ってください。みつからない時は、レモン汁大さじ4を使ってください。
おじいちゃんの話
マドレーヌの起源はローレヌ地方やマリー・レクザンスカ
(ルイ16世の祖母)のお父さんと関係があります。
このお菓子はスタニスラス王のコメルシー城に突然生まれたという言い伝えがあります。狩猟会が終了した後にスタニスラス王はコメルシー城に泊まることを決めて、宴会に一同を招きました。食事中、材料が足りなくなり、緊張のせいでシェフは執事と大喧嘩して食事の真っ最中にキッチンを立ち去りました。
デザートがまだ作られていなかったので皆はとても困りました。
そこで、マドレーヌ・ポーミエと言う女中が小声で、彼女のおばあさんのケーキレシピ提案しました。
スタニスラス王とゲストはこの小さいケーキをとても気に入り彼女に祝意を表して、このお菓子に名前を与えました。