以前は、

「母さんに何かあっても、

悪いけどもう助けないで!」

と悪態をつきまくっていた母。

普段全く仏壇を気にもかけていない母が

仏壇に手をあわせて、

「早く迎えにきて〜」

と、その時ばかりは、

24年前に亡くなった父に言っていた。


そんな母のベットの枕元には、

今はデイサービスに通ってた時のお気に入りの

男性スタッフとの2ショット写真が飾られていた。

孫たちと変わらない年齢なのだが、

恋する母には年齢は関係ないようだ。


私達に会う度、

特養の文句は言っているが、

そこにも181センチの高身長の

お気に入りの男性スタッフがいるので、

本人が思ってるより楽しい生活を

送っているのだろう。


そう言えば先週の母の話の中で、

どうも施設で要介護認定を受けたようだ。

母は高次脳機能障害であり、

認知症ではあるが、

身体的にはとても元気だ。

さて、今後どうなるのだろう…。