本人承諾により、掲載します。
不安神経症と戦っている、30代の女性から連絡がありました。
”友達の結婚式に出れた!!”
”パートだけど、仕事が出来るようになった!!”
”短い距離だけど電車に乗れた!”
まだまだ完全復活ではないけど、いけそうな気がする。
今は、正社員として働くことを目標としたい。
ちゃんと長い時間電車に乗れて、都心部で仕事がしたい。
それが、叶った時、本当の『克服』と呼びたい。
と、
嬉しい連絡でした。
今年の春ごろに体調を崩し、心神喪失を訴え、精神科受診したら
『パニック症発作と抑うつ状態を伴う不安神経症』
と言われたそうです。
その女性は、以前から知っている女性です。
投薬をつづけているが、症状はなかなか回復に向かわず、
外出もままならずメールすらなかなかすることも出来ず、
かなりお辛い状態に見えました。
わたしは、すぐに、”自己否定感”の強い方だな、と感じました。
彼女には、2つの宿題をださせて頂きました。
・通院している医者と仲良くしてください。
・もっと、周りの大切な人(家族や知人)の言葉を信じて
あげてください。
あとは、わたしから、タイミングを見て電話やメールでお声がけだけを
させて貰いました。
お声がけの時には、この宿題の事はわたしからは敢えて触れていません。
プレッシャーのようなモノを与えるわけにはいかないので・・・
そして、今月末にでもお声がけしようかな?と思っていた矢先に
今回連絡が入りました。
彼女から改めてこんなメールが届きました。
~一部抜粋~
神経症やうつの人は、同じ思いしてる人を求めています。
共感を強く求めています。
カウンセリングに来る人は、お金と意欲がある人です。
カウンセリングまで辿り着けない人もたくさんいます。
それで、知らず知らず毎日自分を責めています。
錯乱して放心しているようで、人一倍周りの機微に敏感です。
だから、傷つきやすいです。
辛すぎた時期に、
いままでとても辛かったんだね!
いままでとても頑張ったんだね!
必ず、良くなるよ!
といって言ってくれた言葉ですごく救われました。
私のこの経験を、同じ思いで苦しんでもがいている人に
伝えて欲しい。
本当に、ありがとうございました。
もう、暗闇から抜け出せた気がします。
~ここまで~
本人の強く生きる力と諦めたくない力が、いい結果となりました。
しかし、今も、まだまだ彼女の戦いは続いています。
完全克服してくれるコトを祈っています。
共感って本当に、人のココロを蘇らせる力がありますね。
この記事が、今、多くの不安神経症と戦ってる方たちに、少しでも
お役に立てられる記事であれば嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。