mop3939のブログ

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映像業界裏話

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デジタルというと「半永久的」と思う人は多い。

確かにデジタルデータは理論上は不変で劣化はない。

しかしそのデータを収めるメディアには寿命がある。

デジタルの場合、メディアの劣化によって全くそのデータが失われることもある。

アナログの媒体は劣化が伴うが、全く再生不可になるまでは長い時間を要する。

実は長期保存(アーカイブ)に関してはデジタルデータの場合、全くと言っていいほど

方法は確立されていない。

現状はメディアの寿命(読み出しができなくなる)までに新しいメディアにコピーを

繰り返すしかない。

このアーカイブに関しては、もう過去のものと思われているフィルムやビデオテープのほうが

圧倒的に長い。

しかも収録された媒体のまま保存ができるので手間がかからない。

特に最新のフィルムであれば、適切に保管すれば数百年保管が可能。

同じぐらいデジタルデータを長期保存しようと思えばデータのコピーを繰り返すしかない。

その費用はフィルムを適切な環境で保管する費用の11倍掛かると試算されている。

失われたと思われていたフィルム映像がどこかの倉庫からそのフィルムが見つかった...というのは

今まではたまにあったこと。

しかし現在のデジタルデータはそういう可能性は限りなく低くなる。

さらに現在はコピー制御がなされていて一般の人が好意として保存しようとしても困難な状態。

あくまでアーカイブとしてのことを考えるとデジタルデータは結構危うい綱渡りをしている状況といえる。