テレビ創成期のドラマ界を支えた広畑ミキさんが亡くなりました。
私は売れる前に1度お会いしたことがありました。
まだ仕事もなく名前を知らないような私に大御所であるはずのミキさんだけは優しく接して頂きとても嬉しかったのを覚えています。
ミキさんと言えばやはり1954年の「或る女」での山形雪乃役が印象深いですね。
何度も見たあの名シーン「朝子さん貴方、そうだったんですね」のセリフは当時の流行語でした。
やはりミキさんの演技の美しさは役への異常なまでの入り込みだと思います。
「暴力2」での原口組の姐さん役の時の貫禄はいつもの優しいミキさんからは想像もできないような恐ろしい演技でした。怒鳴ることも無くそのオーラだけで恐ろしさを見ている側に与えるミキさんの演技力の賜物だなと。
また旦那さんの故秋山浩さんには個展でゲスト出展をして頂き素晴らしい作品を頂きました。
私の作品とは全く違う視点で世界を見ていて新しい観点を貰えました。
浩さんが亡くなってからミキさんは暗くなったように見えていました。
天国で2人また仲良く楽しんでください。
改めて広畑ミキさんへお悔やみを申し上げます。