「骨董亭如庵」2週目です。今朝は早起きして、ラグビーW杯予選リーグ、対アメリカ戦を見ました。日本代表は28対18で3勝目をあげました。選手たちの頑張りには敬意を表したいと思います。サッカーも面白いですが、ラグビーも体と体のぶつけあいがすごいですね。もともと、サッカーとラグビーは同じスポーツだったといいますが、手を使う使わないの違いというのが最大の違いでしょうか。陣取り合戦という意味では同じスポーツでしょう。明日のサッカー、国際親善試合、日本対イランにも注目ですね。親善試合とはいえ、イランは今、アジア最強でしょう。どんなゲームになるか、明日夜を期待したいですね。
さて、今回は骨董の処分について、お話ししましょう。私のようにどのジャンルが好きかが明確でなく手当たり次第で、面白いものは懐が許す限り、手元においておきたいタイプですと、ある量以上になると、どう処分するかが課題になります。これまで3回ほど、処分しました。買い取り専門の業者さんにお願いしたり、顔見知りになった業者さんにお願いしたりしました。買い取りの値段は気にしません。手元で楽しんだのですから。買ったときの値段そのままで引き取ってくれることは期待しませんし、骨董というのは、結構、重いものですから、大の男たちが車でやってきて、一定の時間を費やす、そんなこんなを考えれば、言い方は悪いですが、二束三文でも、引き取ってくれるだけでもありがたいです。また、骨董というのは本物であれ贋物であれ、同じものはほとんどありません。捨ててしまったら、それっきりです。引き取ってくれる業者さんがいて、また、別の人のもとに行けばいいと思います。
そんな中で、やや後悔が残るものが2点あります。青銅製の18羅漢のコレクションと備前焼の立ち達磨です。18羅漢のコレクションは、骨董を始めた初期のころに始めました。今、思えばあほな話ですが、仏像でもない、かといって坊さんでもない、何かわからない魅力で羅漢さんをひとつひとつ集めました。そうした中で、羅漢さんだとわかりましたが、「仏像辞典」の類を読んでも、あまりよくわかりません。そこで、出会った本が、梅原猛さんの「羅漢」という今は絶版になっている新書でした。その頃、私は京都にいましたが、たまたま、立ち寄った荒神橋のたもとだったと思いますが、古書店で発見しました。宇治の黄檗宗のお寺・万福寺に16羅漢像があると聞き、拝観に行ったことがあります。また、有名な仏師・西村公朝さんが住職の、公朝さんも亡くなりましたね、お寺に500羅漢も見に行きました。ただし、なぜ16羅漢と言ったり、18羅漢と言ったり、さらには500羅漢といったり、その数が違うのかは、今でもわかりません。また、青銅製の羅漢さんのお顔があまりよくみえなくなってきたので、処分しました。羅漢さんには悪いのですが。
もうひとつ、立ち達磨は、焼き締めのすばらしい30センチほどもある備前焼でした。神戸の業者さんから譲ってもらったのですが、阪神・淡路大震災で揺れて、倒れたときもわれなっかったということでした。目つきの鋭さが気にいっていました。あるとき、ガラクタばかり処分したのですが、一つくらいは面白いものもないと、業者さんに悪いと思い、処分しました。
今は、18羅漢も備前焼の立ち達磨もどこかのお宅で大事にされていることでしょう。
そうした一方で、今年の夏、ひょんなことから、高岡銅器とおぼしき布袋さんが我が家にやってきました。なんといっても笑い顔がいいですね。立ち達磨の目つきの鋭さもいいですが、やはり、笑顔が素敵なほうがいいですね、と負け惜しみかもしれませんが、今は思っています。
如庵