離婚理由の第一は“価値観のちがい”というくらい大切な個人の価値観。
あなたの思う人生の“幸福感”とは何をイメージしますか?
価値観は正解・不正解ではなく
本人が大切にしたいものの考え方なので
夫婦で価値の基準がちがうと修復は難しいですよね…。
自分の中でも変化する価値観
他人との価値観がちがうのは当然ですが
自分の価値観も変化するものです。
私の場合は20代で勤務先の会社が事実上倒産となり、
勢いとタイミングで独立したときは
とにかく「成功したい」「稼ぎたい」
を目標にがむしゃらに働いていた日々。
今思えば、体力と目標があったからこそ
睡眠不足が続いても、徹夜しても爽快感や達成感がありました。
疲れているし大変と口にするけれど
それすら楽しいと思えて
「デザイナーは天職だ!」と思っていました。
親から言われていたことが原因でもあるけれど
当時の私は「とにかく稼ぎたかった」笑。
お金が増える=一人前=親が認めてくれる=自由な幸せ
と思っていた気がします。
目標に向かっていると思うと忙しさも嬉しく、
当時は生きがいを感じ働いていました。
ですから「稼ぐ」が目標でももちろんOK。
沖縄移住が成功する人と
ギャップを感じて出ていく人の違いは
また別の機会にお話したい!
人間が幸せを感じるための最低条件
多忙を極めながら「稼ぐ」ことが実現したとき
ふと、虚しさのような感情が湧いてきたのです。
収入が上がることと比例して
自由な時間がなくなり、睡眠時間はけずられ
緊急入院したこともありました。
収入目標を達成しても
体力に限界を感じ、このままでは継続は難しい…
最初は売上が増えていくことが楽しかったのに
気づけば脱力感に近い、満たされない感覚…
2023年に新たな研究発表があるまでは
年収800~1000万円で収入と幸福度の比例は
頭打ちになると言われてきました。
私がネットで実際の声を調べてみても
年収1000万を超えたら今より幸福度が上がると思っていたけど
思っていたような贅沢はできなかった、
上には上がいて逆に下流層の気分を味わった、などがありました。
カーネマン名誉教授は2023年に再び新しい研究発表をしました。
[幸福度が低いグループの人々]
年収がある一定のところで幸福度が頭打ちになる
[幸福度が高いグループの人々]
年収の増加とともに幸福度の上昇傾向がさらに強まる
これを聞いてスーッと腑に落ちた感じがしました。
かなり収入がありそうなのに
まだまだ〜と必死感が出ていたり
マウンティングを感じたりする人がいる一方で、
すごく収入があるけどまだまだお金を増やし
もっと幸せになる人を増やします〜!と言っている人では
何かが違うけど何かはわからない…
と思っていましたが、たぶんその人自身の「幸福度」の違い。
これは有名な法則もありますよね。
【シャンパンタワーの法則】
一番上のグラスは自分。
自分のグラスをまず最初に満たさなければ全体シャンパンは満たされない。
自分が満たされないといつまで注いでもまだまだ…
自分が満杯だと世の中に還元・奉仕して循環させていくということ。
改めて私が伝えていきたいと思ったのは
物質的な幸せや将来への不安からではなく
自分が心地良いと思える働き方や仕事、やり方で
自分を大切にすることで
周りにも豊さを広げて行きたいと思っている人。
そんな人ほど自分を犠牲にしがちな優しい人が多いんですけどね
とにかく、
言葉にできないモヤモヤを感じてる人は
ぜひ、自分の幸福感について
参考にしてみてくださいね
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上手下手ではなくジャッジされない
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