叙述ミステリー
今年の読書目標 40冊!
現在、33冊目「オーデュボンの祈り」 伊坂幸太郎
(この人、これがデビュー作だなんて、ほんと天才すぎる・・)
33冊中
教養系 7冊くらい
小説系 26冊くらい
と、圧倒的に小説ばかり読んでるな。
さらに小説の中でも8割がたがミステリーですね。
ミステリーの中でも最近は
「叙述ミステリー」
が好きです。
叙述ミステリーについては この講義 を参考に。
※この先、ネタばれありです!
普通のミステリーはもちろん
トリックを 登場人物⇒登場人物 にかけますが
叙述ミステリーでは
作者⇒読者 にトリックをかけます。
たとえば「密室のトリック」とかそういう謎解きではなくて
その作品全体がひとつの「トリック」になっているもの。
今年読んだもののなかで叙述ミステリーはというと
●アヒルと鴨のコインロッカー (伊坂幸太郎)
●葉桜の季節に君を想うということ (歌野 晶午)
とか。
そもそも
この2作は「ミステリー」だと思わずに読んでたくらいですw
(ミステリ大賞とか取ってるんだけどねw)
叙述ミステリーはまずそこがおもしろい。
作品そのものが大きなトリックになっているわけなので、
つまり「これは叙述ミステリーだ」と
読者に知らせてはいけないということです。
普通のミステリーは、「トリック」があること前提で、
その謎を探すのが普通だけど、
叙述ミステリーの場合はそもそも「なぞ」自体が見えない。
で、どこかの段階で「ストーリーの大前提」だと思っていたものそのものが
違っていたということが明かされます。
おもわず、いままで読んできたページをすべて繰りたくなる。
まさに「だまされたー!」と叫びたくなる。
●「容疑者Xの献身 」 (東野圭吾)
も、ある意味ではその分類に入るかな?
これは一般的には普通のミステリーだけど、
トリックのひとつとして、
叙述ミステリーが使われてます。
でもこのトリックは、読んでるうちに若干サキヨミできますね。
謎解きするのに「絶対に必要な情報」を
明らかに隠している感じがするので、
「あれ?」と思っちゃう。
でも全体的にみたら、東野作品の中で
やはりこれが一番最難関のミステリーだと思います。
うえにかいた2作は
まぁネタばれさせてしまったけど、
それでもたぶん全然だまされると思います。
ぜひ読んでみてください。
「アヒル~~」は映画化もされてます。
「葉桜~~」はタイトルがかなりいいでしょ。
最後まで読むと、その意味がわかる。
これはもう、トリックが明かされた瞬間ですら、
「え!?ほんとに!?」って信じられなかったくらい、
完璧にだまされました。
おすすめの叙述ミステリーがあったら、
ぜひおしえてください。