ヴェネチアン・グラスは大好き![]()
美術品レベルのヴェネチアン・グラスを観られるとあって、開催中のサントリー美術館へ行って来ました。
ヴェネチアン・グラスは
1450年頃に開発された無色透明ガラス「クリスタッロ」から始まり、都市経済の繁栄を背景に、開花した芸術![]()
ヨーロッパ各国で王侯貴族や富裕層の羨望の的となり、発展していきました。
製作がムラーノ島に限られていたのは、秘密保持と火災の拡大防止のためだったそう。
けれど、秘密というものは時代とともに流出するもの![]()
次第にその技術はヨーロッパのみならず、南蛮船の渡来によって日本にももたらされ、和ガラスの誕生にも繋がっていきます。
エナメル彩、ラッティモ(乳白色ガラス)、レースグラス、アイスグラス。。。。
などなど、どの技法もとても素晴らしく、じっと見入ってしまいました。
中でもわたしのお気に入りは、16世紀末に生み出された
「レースグラス」![]()
ヴェネチアでガラスと一緒に伝統工芸として繁栄していたレース編みを、ガラスで表現したものです。
クリスタッロに乳白色のガラスを混ぜながら作り、網目部分に気泡を入れる技法。
そのあまりに繊細な美しさにため息がでます![]()
ヴェネチアン・グラスの誕生から発展、現在に至るまで歴史を感じながら、わかりやすく鑑賞できるのでオススメです。
最後には、現在ムラーノ島で活躍する日本人女性作家の作品に、ヴェネチアングラスの繊細さだけではなく、力強さを感じました

