昨年の千葉の事件に続き、新潟の女子小学生殺害事件を切っ掛けにTVなんかは防犯の議論が多くありますが、子供をどう守るかを考えることは大事です。それをやめろというつもりもありませんが、俺なんかは本音では防犯には限界があるし、通り魔的ケースばかりの議論が目につきなんだかなぁという感じがします。仕方ないといえば仕方ないのですがこの国は性暴力の実態がほとんど知られていない国なんだなと改めて実感しました。

 

※1内閣府の調査によれば性暴力被害はほとんどが顔見知り以上のケースでごく身近な人間から被害に遭います。子供の場合もそうです。数としては。身内(父親や祖父その他親戚)が一番多いのです。そこを一番知ってほしい。※2そして少女の被害だけでなく、少年の被害も多くあるということを知ってほしい。これは同性愛者からの被害ではなく、家庭内での女性からの被害も多くあることを。

 

子供を暴力の被害からかもるために、家庭でできることを提案します。

ひとつは※3CAP(Child Assult Prevention)プログラムの受講です。現状ではそのCAPスペシャリスト(講座の講師)のトレーニングセンター自体も多くはなく、普及しているとは言えませんが、40年ほど前に米国で広がり、現在世界15か国以上にまで広がっています。

 

まだ断定はできませんが、わいせつ目的での犯行なのであれば、まだ早い等の批判はあるでしょうが、各年代ごとの性教育を幼稚園児くらいから実施することです。あまり知られていませんが、例えば性器の名称を教えるだけでも被害率は下がります。よく言われる性の乱れにつながるということもやり方です。こちらに関しては後日海外での事例を参考に詳細な記事をアップしたいと思います。

 

小児性愛者だから小児性犯罪者になるわけではないのですから、小児性犯罪者を生み出さない社会を作ることは可能です。小児性犯罪者を生み出さない社会とはどういう物なのかを一度考えてみて頂きたいと思います。そのための情報を定期的にアップしていきたいと思います。端的にいうと厳罰化もひとつの方向性ではあるのですが、上限を引き上げるという意味での厳罰化は逆に歪を生むために、治療の方向性を目指すべきだと考えています。ドイツなんかでは地下鉄の広告にも児童ポルノが気になる人はカウンセリングを広告があったりするのですが、小児性愛者がそういうものを受けることができる社会というのは社会なのでしょうか。

 

 

 

 

※1 内閣府男女間の暴力に関する調査

http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/chousa/pdf/h29danjokan-gaiyo.pdf

余談ですが、この調査は無理やり性交された経験に限定されていますが、性暴力とはそれだけをいうのではありません。日本の意識の低さを表してるように思いますが、強姦=無理やり性交としている公的調査はおそらくは日本くらいのものだと思います。多くは強制わいせつを含むものとなっていると思います。私は抜本的かつ大規模な性暴力被害の実態調査が必要と思っています。これは国にしかできないことです。

 

※2 これに関しては私自身の性暴力被害を見聞きしてきた経験に基づくもので日本の公的な調査は私の知る限りに関してはありません。もしご存じの方がいらっしゃいましたら、コメントで教えていただけると助かります。(研究機関等の限定的な調査でも結構です。)

 

※3 https://www.google.co.jp/search?q=CAP+防止プログラム

 

ひとつ批判的なサイトが上位に目につくかもしれませんが、少々偏った考えに基づくものであることを付け加えます。