パソコンオタク③ | ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

辛い恋とはさようなら。自分らしく幸せに生きる処方箋をフランス・パリから綴っています。

日本からパソコンの中身だけ分解して、リュックに詰めてフランスまで持って来たルカリュス。


入国審査のセキュリティチェックでは、リュックの中身を出すように言われて、トレイの上に一つ一つ並べて再チェックされたそうです。

怪しいものではないということで無事に通過して、飛行機の遅延、変更などで予定より12時間も遅れてパリのシャルル・ド・ゴール空港に到着したルカリュスですが、旅の疲れもなんのその、自宅に着いてすぐに持って来たパソコンを組み立てて起動確認。

飛行機の遅延・変更騒ぎで、ヨーロッパのある国で一泊することになったので、パリに到着したのは、東京の自宅を出て36時間も経っていて、その間ずっとパソコン機器の入ったリュックを持ち歩いていたので、問題なく起動するかかなり心配だったようです。

パソコンは起動したけど、持って来たコードレスのキーボード専用のUSBがないからキーボードが認識しないと言う。

あったはずだしキーボードと一緒に入れたはずなのにないらしい。

入れたはずなのにない。
あったはずなのにない。

という会話は日常茶飯事なので、ここで、目くじら立てて、

なんであったものがなくなるのよ?
途中でどこかに落としちゃったんじゃないの!?

などと原因追求などはしない。

前はしてた。
あーだこーだと本人がもういいって言っているのに、あるはずのものがないことに私の方が苛立ってなんでないのか理由を探したり思い悩んだりしてたのだ。

でも悟ったのである。
ないものはない。
忘れたものは忘れたのである。


我が家には使ってないキーボードがいくつかあったのだけど、断捨離に燃えていた私は全部処分してしまっていた。

おまけに自分の部屋でパソコンをしたいので、リビングのテレビを部屋に持って行きたいと言い出し、それは困るし、テレビが大き過ぎて机に乗らないという理由でパソコン用のモニターとキーボードを買いに行くことになった。


前に使ってたテレビをルカリュスがゲームを繋いで部屋で友達と遊べるように、しばらくキープしておいたのだけど、私の断捨離魂に影響されて、今は私以上の断捨離魔に変身したグランヌヌスが売ってしまっていたので、結局、売った値段の倍以上の値段で新しいモニターを買うことになり、断捨離も良し悪しであるなと思った瞬間であった。


引きこもりパソコンオタクのくせに、こういうときの行動はパワフルで、バスとトラムを乗り継いでモニターとキーボードを買ってきました。

これで、自室でのパソコン環境は、ほぼ整い、日本にいる友達たちとスカイプで会話しながらオンラインゲームができるまでになり、早速、国際高校時代の友達から連絡があり、フランスと日本で海を越えて同じゲームをして楽しんでいます。


ただ、パソコンの中身だけを繋いでるので、マザーボードやグラフィックボードなどの精密機器が剥き出しのまま机に乗っかっている状況なので、やはり専用の箱に入れてファンもつけて冷やしながら使ったほうが良さそうです。




ということで、注文しておいた箱が届きました。


ゲーマー仕様のPCケースとのことで、冷却ファンも多めについています。


早速、中身をセッティングするルカリュス。


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うーん。
あれ?
うまくいかないなあ。


一応、なんとか収まったみたいですが、ファンのついた側面の蓋が固定できないそうです。


何かの部品が足りないとのことで、今からパリの秋葉原と呼ばれているモンガレ通りまで行って来ます。