mIcan-no-Hana Blog
「楽団・みかんの花」は、音楽活動をツールとして障がいのある人の居場所をつくり、新しい機会と希望を創造することを目的に、2001年9月に結成した音楽サークルです。オソマツな演奏ですが、恐ろしいほどたくさんの時間をかけてささやかなことができるようになった喜びを生みました。
 そして、数々のコンサートでいただいてきた拍手は、生きていくことの自信、人としての誇りの獲得につながり、それはまた音楽の技術にとどまらず、日常生活のさまざまな場面で発揮されるようになりました。

 「24時間テレビ山口放送イベント」、「手をつなぐ育成会山口県大会」、「わたぼうし音楽祭」、「山口県人権フェスティバル」、「日本ダウン症児者協会全国大会」、「福祉文化学会中四国大会」、「全国知的障害福祉関係職員研究大会」、地域のお祭りなどで演奏。
 特に、「第28回わたぼうし音楽祭」(奈良市/2003年8月)ではオリジナル曲『25枚の年賀状』が文部科学大臣奨励賞を受賞、さらには「第30回わたぼうし音楽祭」においてオリジナル曲『祈り』が大賞を受賞。また、ありがたいことには、オーストラリア・ブリスベン、中国・上海、タイ・バンコク、韓国・ソウルと、海外で演奏する機会にも恵まれました。

 バンド名の「みかんの花」には、甘いのも酸っぱいのもあるみかんと同様、人もいろいろな人がいてあたりまえで、それぞれが個として尊重され認められ、その人なりの花を咲かせることのできる社会をつくろう!!というメッセージを、また、ロゴマークである「MICAN」(みかん)には、3つのM、ミュージック・メッセージ・ミラクル、これらを I CAN、つまり「音楽でメッセージを伝えることによって自分と社会とに奇跡を起こす」の意志を込めています。
 お声を掛けていただけますなら、「奇跡」をお届けにまいります。どうぞヨロシクっ!!