私には全国各地に友人というか、仲間がいる。


東日本大震災の後、東北方面にお手伝いに行っていた時の仲間。


あの頃は色々なグループ、団体があって、私はそのうちのひとつに参加していたけれど、全国各地から老若男女が集まっていた。


毎週末に、会ったり、会わなかったりしながら、お互いの素性(?)を話すことなく、なんなら名乗ったりもせず、周りの人が呼ぶのを聞いて「Aさんっていうんだ」とか思ってた。


まぁ、このあたりは話すと長くなるので割愛しちゃいますけれど。


そんな関西のお友達が仕事で東京方面に来るという。もう何年も直接顔を会わせる事はなくて、でもSNSでなんとなくの近況は知っている。そんな感じだったから、会いに行った。


仕事中ではあるけれど、販売のお仕事なので、チラ見してお買い物してというのができる。タイミングが良ければ少しはお話しできるかな?という淡い期待を持ちつつ、元気な顔を見られれば良し!


彼女を見つけて、泣きそうになった。

彼女は私を見つけて、両手で顔を覆った。


久しぶりの再会はもちろん嬉しくて、でもそれ以上に色々な思いがごちゃ混ぜになっておそってきた。いや、こみ上げてきた。


共通の同じ年頃の友人が、昨年癌で亡くなっていた事を、お互いに言葉にはしなかったけれど、思い出していた。


元気にすごそうね。

また笑顔で会おうね。


震災をきっかけに知り合った仲間達は、「明日は当たり前にやってくるわけではない」ということを知っている。


男女問わずに「またね」と言って握手する。ハグをする。その温もりを確認する。


10年以上の時が流れて忘れかけていたことを、また心に刻んで。


コロナ禍で会えなかった時間を飛び越えて、再会を喜んでハグをして、再会を約束してハグをする。


また、必ず、笑顔で会おう。