米国のジョー・バイデン大統領は今日、コーエン元中央情報局(CIA)副局長を指名して、新しい政府の要職を配置し続けた。  

 

コーエン氏は2015年から17年にかけてCIA副局長を務めた経験がある。 同氏は長年にわたって世界を回り、「イスラム国」(IS)などのテロ組織や国際舞台での他の悪意のある行為者に流れる資金を追跡してきた。  

 

オバマ前米大統領は2009年、コーエン氏をテロ資金対策の財務省次官補に任命したが、彼は「金融バットマン」と「制裁のマスター」と呼ばれていた。  

 

バイデン氏はまた、連邦緊急事態管理局(FEMA)長官にニューヨーク市巨大災害管理局(NYCEM)長官のディーン・クリスウェル氏を選んだ。 女性としては初めてFEMA長官に指名された。  

 

クレースビル氏はまた、オバマ政権で5年以上FEMAの要職にあった。  

 

バイデン氏の引き継ぎチームは、米環境保護局(EPA)とホワイトハウス管理・予算事務所(OMB)の副ディレクターを任命することも発表した。