数週間前に
久しぶりにY先生のプライベート講座を
受講しました。

半年に1回くらい受けると
スッキリする感じです。

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以前も
プライベート講座の時に
伯父が登場しました。

その時には
認知症で
魂が既に彷徨っていたので
講座に来てしまったようです。

そして、私やうちの両親への
感謝の言葉や
やり残したこと
無念の思いなどを
散々語り
私の講座を受ける時間の
半分くらいは
伯父に乗っ取られました(笑)

今回は、それから何年か経ち
伯父はすでに亡くなっているのですが
いろんな思いも残っており
講座の前日から
Y先生のところにお邪魔をして
先生にご迷惑をかけていた次第です。

今回もたくさんの時間を使って
訴えてきました。

お盆が近いからでしょうかね。

詳細は
個人情報なので省きますが(笑)

今もなお
弟であるうちの父の体を使って
お酒を飲みに来ているということ。
生前のいかりやうっぷんを抱えていたり
食事制限を受けており
お酒が飲めなかったこともあり
今、毎日うちの父の体を使って
飲んでいるようなのです。

これは、娘としては
困るっ!てことで

父が飲むときに
伯父のお酒を飲む席を
用意し、
お酒を供えてあげるといいというお話でした。
甘いものも食べたかったので
一緒に甘いものや
お酒のつまみのイカの塩辛なんかも
供えてあげるといいということで
いまもチョコレートを
置いてあげました。

父は普段はいいのですが
確かにお酒を飲むと
あまりいい感じではなく
なんだか卑屈さを感じて
あまりお酒を飲まないように
言っていました。
父にも原因はあるのですが
半分くらいは
伯父が入っていたのだと
理解すると
うなづけます。

一応、我が家でも今月末までは
毎日お酒の席を準備して
「おじちゃん、飲んでね」と
声をかけております。
先日は伯父の誕生日でしたので
新しいお酒を買ってきました。
泣いて喜んでいるはず^0^

そして、
自分が残した財産を
私たちにもおすそ分けしたいと
思ってくれていること。
その思いだけでもありがたいことです。
これは
前回の時も同じようなことを
言っていました。
でもご先祖様に
色々お願いしすぎることは
ご先祖様の負担になるようですので
伯父ができる範囲でしてくれたら
いいのだと思います。
無理しないでね♪

そして
私にもメッセージをくれました。

「自由の身なんだから
もっと好きなことをすればいい。
自由の身で羨ましいよ」って。


つい最近、
患者さんで
食事制限のある方がいました。
腎臓も悪いので
カリウム制限であったり、
嚥下障害もあるので
ペースト食といって
とろみをつけたような食事を
余儀なくされていました。


大学病院に長くかかっていて
しかも沢山の科に受診していた人なので
大きな病院の特徴なのですが、
それぞれの科がそれぞれに、思うように
薬を処方するので
この方はびっくりするほどの薬を
飲んでいました。

この患者さんをまるごと一人の人として
診てくれる医師がいないと
なんだか益々ボロボロになりそうと
判断し
在宅医をお願いすることを
ご家族やご本人に提案しました。

それまでは
全然食事も食べれず
一カ月で10キロも減りました。
ところが、
在宅医に変更し、薬も1~2種類のみとなり
私たちが毎日点滴をしに行き
なんと、食事が食べれるようになりました。
点滴をしながらも
お昼のメニューを気にするほどになられたのです。

今までの
食事制限は
大切なことではあったけど
残りの人生を
ずっと食事制限で終わるのは
幸せの質を考えるとどうなんでしょう?というお話を
在宅医がご本人と奥様にしてくれました。

この光景は
緩和ケア病棟では
よく見る光景です。

でも
お二人ともその言葉が
すごくうれしかったようで
命はもしかして
短くなることがあるのかもしれないけど
それでも毎日の食事を
美味しく食べたほうがいい!という
結論に至りました。

むせたりしたらすぐに診てあげるよ!っていう
医師の言葉も心強かったと思います。

うちの伯父も
こんな医師に巡り逢えたら
食事に対する無念さや
思いが残らなかっただろうにと
思う今日この頃です。

いい学びになりました好