http://www.movies.co.jp/tree-life/


昨夜

ブラピの

「ツリー・オブ・ライフ」観てきました。


今までの映画と

ちょっと違う感じで

潜在意識の部分で

色んなことを考えさせられる

映画でしたクラムボンは笑ったよ


最初に

「生き方には二つある

世俗に生きるか

神に委ねるか」という

投げかけから

始まりました。


~父さんあの頃の僕は

 あなたが嫌いだった~という

フレーズ。



ブラピが

主役でありながら

この映画の背景の

一つになっているような・・・

映画の中で

監督が伝えたいことに

キャストが同意して

作られた映画なのだと

感じました。


全体的に

どの役者さんも

セリフが

とても少ないんです。

主役のブラピでさえも。



宇宙や

地球の創世などの

歴史も

映像の中では

随分長い時間出てきます。


観ている人たちそれぞれに

問いかけられているような

映画で

きっと感想も様々でしょうねきら


子供たちの演技も

素晴らしく

長男も次男も

存在感がないようで

すごく在る・・・感じ。

不思議な映画なので

どんなふうに説明していいか

わからないのですけど。

私は殆どセリフのなかった

次男の表情が

素晴らしいと思いました。

長男役の子は

心の葛藤をうまく

表現しているし・・・。


映画の中で

神に問いかける

フレーズも

何度か

でてきました。

自分自身に

問いかけているのかもしれませんが。



そして

何といっても

映像が美しく・・・


父と子

母と子が

触れるシーンは

一つ一つ

自分の歴史と

何度も重ね合わせることに

なりました。


きっと多くの人が

そうだったことでしょう。


赤ちゃんだった時の

自分の目線から

親を観るような

不思議な懐かしくて

切ない感覚を

思い出した感じ。


お母さん役の

ジェシカ・チャステインも

殆どセリフがない中

息子への愛を

しぐさや表情で

うまく表現してくれていて

一般的な息子から見た愛すべき

母親像の象徴的な役でした。


子供は

親というものはこんな目線で

自分を愛してくれていたのかと

改めて知ることでしょうキラキラ☆



ブラピは

世間にありがちな

父親像を演じてくれています。

今までと違った

<おやじ>的なブラピ。

こんな役も

こなせるんだと新鮮でした。


そして

最後のシーン・・・。


人生は

映画のストーリーのように

それぞれの役割を演じて

多くを学び

そして

人生を

全うした後に

全てを知ることになるという


人生の仕組みの

からくり。



一見ストーリー性の弱い映画にも

見えるかもしれませんが

実は壮大なストーリーの中に

私たちの人生がのっかっていることを

この映画が教えてくれるのかも

しれません。



忘れられない映画の一つに

なりそうですシャボン玉