腕時計、携帯電話の待ち受け画面しか理解できなくなっているの、以前に書きましたが。

今日は、我が家にある、温度計/湿度計の話。
(もともとは義実家にあったものを持ってきたもの)



彼女には、20:26 に見えてしまう。
つまり、午後8時26分

「もう8時すぎてるんださー」

家人、あんぐりびっくりえーショボーン

でも、「そーだねーニヤリウインクニコニコ」と、肯定する優しさ。
なんて優しいの、

私もそうありたい。
あなたは優しいなぁ、と、感心します。

見習います。


あまり重要でない間違った主張を、素知らぬ顔をして肯定するシーンが多いことを願う。


    
     件の温度計/湿度計は、
    結構見易くて使いやすいですよ。
今日は、本来ならギボが行くべき認知外来の通院です。

コロナだし、お薬もらいに行くだけだし、と、
ギボをデイサービスに送り出し、代理で、嫁私が参りました。


朝、デイに行く前。
今日は朝ごはんも早く食べ、用意ができてしまい、お迎えを30分くらい待つことに。

『首元に何か必要では?マフラーは?』
『持って行ってなくなるのもなんだし、車に乗っていくだけだからいらないよー』
『そうさねー』

納得したと思いきや、
『マフラーみたいなのなかったっけ』
『車に乗っていくからいらないよー』
『そうさねー』

なんと、30分の間に、7回もこの問答を繰り返したんです。
2回目くらいに、片付けておいたマフラーを、出してあげればよかったんですがね。
タンスにしまってしまっていたので、わたしも、別にいいでしょうと思ってね。
ふぅ。
お気に入りのマフラーは長くて、もたもたするんですよ。
どこかに引っかかって首が締まるもなーと言う懸念もあります。

『いらないよー』
『そうさねー』

この問答を繰り返している方が、安心っちゃあ安心。

失くすことも、首が締まることもない、よね。


代理通院して、認知外来の先生には、
お鍋を焦がしたことやら、今日の問答やら、その他、泣きそうなかおになりながら、訴えてしまいました。

「いろいろな検査のデータからわかるように、
【記憶しないんだから】そういうものだと思って」と。
「その上で、この先どうしていくか、家族でよく相談して」と。

ふぅ。
介護度3にならないと、特養は申し込めない、
有料の施設は、今の身体の元気さを見ていると、仮に100歳まで生きたとしたら、資金面でもつかどうかわからず、怖くて申し込めない。
でも、先生がおっしやるには、
「介護度3になったからといって、待っている人がたくさんいるから、すぐ特養に入れるわけではないよ」とも。


結局は、オカネでしょう。
悩み悩みます。

そして、1番大変に思ってるのは日々対応している、わたしなんですよね。
やっぱり。
同じ家族でも、関わり度が違います。
日に数時間、ループ話に付き合うだけの人と、生活全てを見ている人とでは、負担が違いすぎる

疲れます。

あまりにも見た目が普通なので、この人が認知だと言うことをふっと忘れていつもギャフン。

ギボが、デイから帰ってきました。

『おかえりなさい』と、お迎えして、荷物を受け取り。
『ただいま帰りました。夜が子どもみたいにこわいー(いつもの口癖)』照れ

ギボはそのままリビングへ。
私は預かった荷物の中から、デイで入浴した後のお着替えセットをとりだして、洗濯機に入れて洗濯開始。

リビングに戻ると、リビングに鎮座していたギボ。
私を見て、『ただいま帰りました』照れ照れ

(さっきお迎えしたの私なんだけどなー)

そのあと、ちょっと用事で2分ほど離れ、またリビングに戻ると、

またまた『ただいま帰りました』照れ照れ照れ

(え?3度目だよ。)

これはなに?わたしに会ったこと忘れてるびっくりってか?
もしくは、帰ったよ照れ照れ照れ、の承認要求?

認知の人の頭の中、わからないー。えーんガーンショボーン

毎日のことを忘れるのはもうわかっているし、
毎日同じことしか言わないのもわかってる。

でも、『ただいま帰りました照れニコニコ』立て続けに3連発は、さすがにキツイです。キョロキョロショボーンキョロキョロ
しらっと対応するが、頭の中は、モヤモヤしてます。

なにを覚えていてなにを忘れるんだろー。
全部忘れると思っていたら、まず間違いないんだけど。

【気づき2021-5】
そうだった。直前のこともぜーんぶ忘れるんだった