昨日の早朝、強い揺れに目が覚めました。
東京の都心で震度5弱の強い揺れを観測したそうですね。
東京23区で震度5弱以上が観測されたのは、東日本大震災が発生した平成23年3月11日以来だそうです。
地震に強い住宅を考えるにあたり、家の構造だけじゃなく土地の状態を調べる事も大切ですね。
三年前、関東の各地でも土地の液状化の被害が確認されました。
今住んでいる土地、これから購入しようとしている土地はどのような地盤でしょうか。
軟弱地盤を調べるには、国土地理院発行の土地条件図で確認できます。
2万5千分1土地条件図【地理院地図版】、土地条件図の敷地地図25000(土地条件)に✔を入れてください。
色分けされた地図が表示されます。凡例で地形分類を確認してみてください。
「国土地理院の主題図」
地形と自然災害は密接な関係にあり、地形から発生しやすい災害を推定することができます。
埼玉県では東日本大震災により久喜市南栗橋地区で液状化が起こり、
住宅の傾き、道路の隆起、水道管の破損、電柱の傾斜など大きな被害を受けました。
被害が大きかった南栗橋地区は、水田を埋め立て宅地造成した土地だということですが、
土地条件図で確認すると、南栗橋駅の付近は後背低地、近くには旧河道があります。
後背低地は自然堤防(下記地図黄色部分が自然堤防)などの背後にある低い箇所で、
洪水で溢れた水が河川へ戻れずに溜まった低湿地。水はけが悪く非常に軟弱な地盤。
旧河道は昔河川だった場所、流路が変わり水が流れなくなりできたもので、軟弱で水はけの悪い土が堆積していることが多い。
どちらも液状化の被害を受けやすい地形です。
自然災害の被害を受けやすい代表的な地形分類
【地震災害】
・液状化・・・旧河道、後背低地、埋立地
・地盤崩壊・・・山麓堆積地、高い盛土地
【洪水】
・土石流・斜面崩壊・・・山麓堆積地、扇状地
・洪水氾濫・内水氾濫・・・旧河道、後背低地、干拓地、海岸平野、三角州、砂州・砂堆
・高潮洪水・・・干拓地、海岸平野、三角州、埋立地、後背低地
土地の購入を検討する際には、ぜひ土地の状態まで調べてみることをお勧めします