夜の歩道。
辺りを素早く見渡して、誰もいないことを確認して安心する。

僕は手に持った青いラジコンを車道と歩道を分けるひび割れた白線の上に置いた。


白線はこのミニ四駆サイズのマシンが走るには少し余裕がなかった。

だがそれがいい。

コントローラーをいつもよりゆっくりと操作する。
練習開始だ。