昨日はワクチンの接種会場でのお仕事でした。
毎度お馴染みのスタッフばかりの会場で、
安心してお仕事ができる。
その中に偶然、ご近所さんがいます。
少し歳上の彼女とは気が合い、行き帰りの地下鉄もご一緒だったりします。
偶然にもお互いの娘が同じ学年で、しかも同じクラスだった事があったのです。
その彼女と帰り道話している際、
『ご主人もお酒好きなの?』って聞かれた。
「実はね、亡くなって10年経つの。
5年生の時、同じクラスだったでしょ?
その時パパが亡くなった子いたの覚えてるかな。
それ、うちなの。。。
もしかしたらだけど、、、お通夜に参列してくれていたら、ありがとうございます。」
ずっとずっと言えなかった事を彼女に伝えることができたのは、昨日で最後の仕事にしようと決めていたから。
彼女は、
『全然気が付かなくて、、、
本当にごめんなさい。
あの時の、、、』と涙ぐんでいた。
私の苗字はよくある名前だから、まさかその
当人だとは思わなかったらしい。
『お通夜の最後にあなたが話した言葉を、
今でもずっと覚えているのよ。
子ども達にいつもこんな人になって欲しいと、
事あるごとに話しているの。』
「何の話だろう、、、、、、。」
『お金持ちより、人持ちになりなさいって。』
あぁ、、、。
大ちゃんと私が結婚式の後に約束したやつだ。
そういう大人になろうねって。
地下鉄の改札で、手を取り合い風で、
涙を流す中年女性二人、、、。笑
この後、改札出たら二手に別れて帰路につく。
何歩か歩きかけ、突然振り向き、
『LINEの交換ってダメかしら、、、。』と言われた。
控え目で、謙虚な彼女からの言葉が嬉しくて、
涙がドッと溢れ出た。
家までの道、温かい涙で景色がいつもと違って見えた。
もうすぐお盆。
大ちゃんからの粋な計らいかな?
お疲れ様!
よくがんばったね!って、
ステキなご縁のご褒美いただきました💕
ありがとうございます。