明日は大ちゃんの5回目の命日。
東日本大震災の直後にそれはおきてしまったから、私たち家族は震災のコトをほとんど知らない。
そして、今も知らないままだ。
この時期テレビや新聞といろんな媒体で震災のコトは取り上げられているが、未だにわたしはそれらから逃げている。
大ちゃんその時まだ元気だったのに、一切見なかったから。。。
子供たちにも見せたがらなかったから。
まるで自分の最後を知っていたかのように、
「久しぶりに取れた休みなんだから家族で笑って楽しく過ごそう。」って11日からの2日半をのんびりと楽しく過ごした。
だからね、東北の方々には大変申し訳ないけれど、、、この現実を私たちは遠い国で起きたコトのように何も知らないの。。。
震災を体験され、大切な人を亡くし、住むとこも無くした方々は頑張って今を生きている。
比べるものではないけれど、私たちはパパを喪っただけだ。
お家もあれば、天災という怖い体験もしていない。
でも、大ちゃんは遺していく私たち家族に
怖い思いをさせたくなかったんだろうね。
日本でこんな恐ろしいコトがおきてしまったのを私たちに見せ、そのすぐあとに自分がいなくなってしまうコトを体験させたくなかったんだろうね。。。
小学5年の娘と小学2年の息子を遺していくであろう大ちゃんが出来た最後のやさしさ。
だから、わたしは未だに逃げている。
今日も明日もお仕事です。
大ちゃんが最後をむかえた病院を通り過ぎ、職場に向かっています。。。