毎々お世話になっているESPN F1トピックス から・・・マクラーレン・メルセデスのジョナサン・ニールの見解などを紹介させていただきます。


GPはいよいよ明日から後半戦が始まります。


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マクラーレンのマネジングディレクタージョナサン・ニールは次の数レースでマクラーレン、レッドブル、フェラーリによる"し烈な戦い"が展開されると予想している。


シーズン序盤はレッドブルがレースを支配したが、シルバーストーンでフェラーリのフェルナンド・アロンソが勝ち夏休み前にはマクラーレンのルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンが2連勝を飾った。この勝利は、2週間のシャットダウンを前にチームの勤労意欲向上に非常に大きな役目を果たしたニールは言う。

だがベルギーでレースが再開された暁には、レッドブルとフェラーリが反撃してくるだろうと述べた。


「素晴らしい勝利だったよ。ハーフタイム直前にゴールを決めたようなもの。みんな気分良く、何の不安も持たずに休みに入ることができた」とニールはボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのオンライン会談で語った。「過去を振り返ると――特にある年は――ハンガリーで1.7秒トップから遅れていたこともあった。そういう状態で休みを迎えるのは最悪だよ!」


「だから今年は少し気が楽だったし、ドイツとハンガリーで両ドライバーが勝てて良かった。だがまだまだ仕事が残されていることは分かっていたし、一切の自己満足や不必要な気の緩みはないと言っておこう。次の数レースは厳しい戦いになるレッドブル、フェラーリ、マクラーレンはいずれもレースに勝てるマシンを持っており、これから2戦のローダウンフォースサーキットでは集中力と勢いを維持したい。そしてサーキット特性が変わるシンガポールを見据えていく


ニールは最近のマクラーレンの2勝について、マシンがレッドブルより速かったのではなく、チームの努力の結果だったと述べた。だがハンガリーではポイントを落としたとも感じている。

「決してわれわれが有利だとは考えていない。2勝できたのはそれにふさわしい働きをしたからだ。ハンガリーではルイスジェンソンによる1-2が可能だったと思うので、それはやや悔やまれる。われわれが優位であるとか、安泰なポジションにいるとかいう考えは全くない。そのような態度は取っていないし、MP4-26の開発プログラムを今でも懸命に進めている


フェラーリは焦点を2012年にシフトしているが、マクラーレンは現行マシンで勝利を増やすべく、開発を継続しているとニールは述べた。

「まだ(マシンの開発は)相当量可能だ。F1には――正当な――リソース制限が設けられており、全チームが署名している。広く言って各チームのリソースは同程度ということになり、誰も限度を超えた支出をしたり、存在しないリソースを投じたりすることはできないわけだ」

「そのため、どこかの時点で選択しなければならない。来年のマシンを考えて、どこまで今年のマシンに力を入れるのか。今のところ正しいバランスが取れていると思うし、MP4-26の開発を続けている。次の2戦で一連のアップグレードが用意されているし、シンガポール用のパッケージもある。慎重な評価を続けるよ。マクラーレン・レーシングとして最も重要なのはレースに勝つこと。それがわれわれの望みだ」


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