今季、先週末のバレンシア市街地コースでの圧勝から早数日経ちました。
8戦を消化し、その内6勝を挙げ、残りの2レースでも2位表彰台に上るという、ほぼ『フル・マーク』に近い状況のベッテル。
昨シーズンは開幕からギアボックスの信頼性に難があって、それに伴いエンジンの不調も稀に発症していて、マクラーレンやフェラーリとも”レース”が出来る状況になってました。
マクラーレンが採用していた、今となっては死語の”Fダクト”を効率的にアップグレードし、より戦闘力を上げていっていました。
10月には鈴鹿でGPが開催されます・・・まさか”消化試合”ってな事態にならないでしょうね
今となってはマクラーレンとフェラーリの頑張り、そして同じマシンに乗るウェーバーの奮起に期待を寄せるしかないですね
あ~っ、クビサが怪我無くシーズン開幕を迎えていたら、もしかしたら今と全く異なる状況だったかもしれませんが、”たられば”は勝負の世界には禁句ですね
ESPN F1トピックス から・・・
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2011年タイトル獲得の可能性は事実上消滅したとの見解を撤回したルイス・ハミルトンだが、F1パドックの全員が彼と同じ考えではない。
ルノーを離れるチームマネジャーのスティーブ・ニールセンは『O Estado de Sao Paulo(オ・エスタド・デ・サンパウロ)』のリビオ・オリッキオ通信員に対し、セバスチャン・ベッテルはシーズンのかなり早い段階でタイトルを決めるだろうと語った。
「ポイントギャップは広がり続けるだろうから、ベッテルは鈴鹿までに決めるんじゃないかな」と彼は10月の日本GPを指標に挙げた。
鈴鹿が終わると残りは4戦、『Telegraph(テレグラフ)』のトム・ケアリー通信員も懸念を示す。
「われわれは危険な領域に入りつつある。ゆっくりと窒息していくようなものだ」と彼はバレンシア後に記した。「2004年のミハエル・シューマッハ以来だろう。人々がこれほどまで圧倒的な支配権に退屈させられたのは」
F1最高責任者のバーニー・エクレストンはバレンシアを発つ際、ベッテルは2011年に"間違いなくチャンピオンになる"と予言した。
ルノーの元チーム代表フラビオ・ブリアトーレは『Radio Monte Carlo(ラジオ・モンテ・カルロ)』に対し、ベッテルが鈴鹿の2レース前、モンツァまでに勝利を決めてしまうのではないかと予想した。だがルーベンス・バリチェロはそれは難しいだろうと読む。
「鈴鹿で決めるためにはギャップを100ポイントに広げなければいけない。それなら今のペースで十分に可能だ」とバリチェロは述べた。
フェラーリのステファノ・ドメニカリ代表は、オフスロットル時のブロウンエキゾーストが制限されるシルバーストーンが終わるまで判断を差し控えたいとしている。
「これまでとは何かがかわるかもしれない。セバスチャンがかなり有利なのは認めざるを得ないけれどね」
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