何故って・・・あまりにもRedBullが速過ぎたからあせる


当たり前の記事をアップするのもどうかな!?と思ってしまったのであせる



スタート時点では、アロンソがロケット・スタート決めて、今季初めてトップで周回するフェラーリを見せていただきましたが・・・最後まで持ちませんでしたしね汗


なのでいつもお世話になっているESPN F1トピックス から各チームの総評だけ拝借してアップしてみます。


タイヤに優しいマシン=新しいハード・タイヤのグリップ力を得ることが出来なかったということ。


今以上にダウンフォースを確保しないと、ハード・タイヤのグリップを引き出せない得られないということでしょうかねダウン


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66周で争われたスペインGP決勝レースを制したのは、ドライバーズ選手権首位をひた走るセバスチャン・ベッテル(レッドブル)だった。

スタートではフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が比較的路面が汚れている4番グリッドから完ぺきな発進を決め、ターン1を先頭で通過してみせた。一方、ポールポジションのマーク・ウェバー(レッドブル)はスピードに乗れず、アロンソ同様偶数グリッドからスタートしたベッテルがスリップストリームを使ってアウトからパスして2番手浮上。第1スティントはアロンソの前に出られなかったが、ピットストップで逆転するとその後も先頭を維持した。中盤以降はルイス・ハミルトン(マクラーレン)から常にプレッシャーを受けながら走ることを迫られたが、DRS(ドラッグ減少システム/可変リアウイング)とKERS(運動エネルギー回生システム)を使っての攻撃を耐えてトップチェッカーを受けている。

激しい中団争いはここスペインでも健在だったが、その中でザウバーがダブル入賞を果たした。トップ5チームとの差は離れているものの、今後もザウバー、フォース・インディア、トロ・ロッソ、そしてウィリアムズで数少ない入賞圏を争うことになりそうだ。今回のレースでは新品タイヤを温存していたニック・ハイドフェルドが最後尾から8位入賞を果たしたが、限られた新品タイヤでレースに臨んだ小林可夢偉が緊急ピットストップによる最後尾転落から10位入賞を果たしている。フェリペ・マッサのリタイアやライバルのペースダウンも影響しているが、セルジオ・ペレスが入賞したことを考えればザウバーが中団争いでわずかにリードする状況になったと考えてもよさそうだ。 

【レッドブル】
セバスチャン・ベッテル(予選:2番手/決勝:優勝)
マーク・ウェバー(予選:ポールポジション/決勝:4位)

1年前のレースではポール・トゥ・ウインを刻んだウェバーだったが、今週末はスタートで3番手までポジションを落とすと、その後も挽回を果たせず表彰台圏外の4位でレースを終えた。ベッテルは第1スティントでアロンソをかわせなかったものの、先にピットストップを実施してクリーンエアを受けながら第2スティントを走る戦略を実施。結果的にトラフィックの真後ろでコースに戻ったものの、マッサらをコース上でオーバーテイクしてタイムロスを最小限に抑えた。その後はハミルトンとのマッチレースになり、KERSが常に使えない状態となるも、セクター1やセクター2のコーナー部分での速さを生かしてハミルトンにチャンスを与えず、シーズン4勝目。この5戦で獲得可能な125ポイントのうち118ポイントを手にしたことになり、ドライバーズ選手権で2位のハミルトンに41ポイント差をつけた。  

【マクラーレン】
ルイス・ハミルトン(予選:3番手/決勝:2位)
ジェンソン・バトン(予選:5番手/決勝:3位)

予選ではアロンソに割って入られてしまったマクラーレン勢だが、決勝のレースペースは明らかにレッドブルに肉薄し、フェラーリ以下に大きな差をつけていた。特にスタートでハミルトンは1つ、バトンに至っては5つもポジションを落としたことを考えれば、ウェバーを逆転してベッテルのポジションを脅かし、2人で表彰台に上ったのは素晴らしい結果と言えるだろう。予選ポジションをさらに改善できれば、レッドブルと真っ向勝負できる日も近いと思われる。 

【フェラーリ】
フェルナンド・アロンソ(予選:4番手/決勝:5位)
フェリペ・マッサ(予選:8番手/決勝:リタイア)

アロンソが予選で4番手につけた後、フェラーリ陣営は「ここまでのレースでは予選よりも決勝のペースのほうが優れているため、レースでは表彰台を争える」と自信を持っていたが、その可能性を感じさせたのは第1スティントだけだった。まさにロケットスタートを決めてトップに浮上しバルセロナに集まったたくさんのサポーターを熱狂させたアロンソだったが、第2スティント以降は苦しい走りを余儀なくされた。特に苦しんだのはハードタイヤを履いたスティントで、ここまでの4戦と比べてレッドブルやマクラーレンとのギャップが開いたのは認めなければならない事実だろう。マッサはギアボックストラブルに見舞われたが、アロンソと比べると週末を通じて明らかに低調なパフォーマンスだった。 

【メルセデスGP】
ミハエル・シューマッハ(予選:10番手/決勝:6位)
ニコ・ロズベルグ(予選:7番手/決勝:7位)

最近の数レースでは予選と決勝の序盤で輝きを放ったメルセデスGP勢だが、この週末は3番手、もしくは4番手チームとしての立場が確定的だった。レッドブルとマクラーレンに挑戦できる速さは一切なく、フェラーリ同様に周回遅れとなっている。それでも、2台そろってポイントを獲得したのは大きいだろう。コンストラクターズ選手権4位のルノーとのポイント差は6に縮まっている。 

【ルノー】
ニック・ハイドフェルド(予選:ノータイム/決勝:8位)
ヴィタリー・ペトロフ(予選:6番手/決勝:11位)

予選に出走できず最後尾からのスタートになったハイドフェルドは、前戦の可夢偉同様、新品のタイヤセットを持っていたこともあってコース上でアグレッシブに追い抜きをかけ、見事8位入賞を達成。チームメイトのヴィタリー・ペトロフはスタートでポジションを上げたものの、上位勢に食らいつくことができず。終盤にはザウバー勢やチームメイトにかわされ、ノーポイントでレースを終えた。 

【ウィリアムズ】
ルーベンス・バリチェロ(予選:19番手/決勝:17位)
パストール・マルドナド(予選:9番手/決勝:15位)

予選ではQ3に進出したマルドナドだが、そのグリッド位置を決勝結果に反映させることはできなかった。ピットストップ作業やKERSにも問題が生じ、ポイント圏内でのフィニッシュは果たせず。5戦を終えて依然としてポイントを手にできていない。 

【フォース・インディア】
エイドリアン・スーティル(予選:17番手/決勝:13位)
ポール・ディ・レスタ(予選:16番手/決勝:12位)

予選では新品タイヤをいくらか温存し、決勝での順位アップを狙ったフォース・インディア勢。常にトップ10を狙う位置で走行したが、わずかな差でポイント獲得を果たせなかった。直近のライバルと同じ3ストップ作戦だったが、課題であるレースペースの安定性はまだ得られていないようだ。  

【ザウバー】
小林可夢偉(予選:14番手/決勝:10位)
セルジオ・ペレス(予選:12番手/決勝:9位)

スタート直後に左リアタイヤのパンクチャーに見舞われた可夢偉は緊急ピットストップにより最後尾に転落。オーバーテイクが難しいコースでトップ10に進出するのは難しいと思われたが、安定したラップタイムと鋭いオーバーテイクスキルで見事10位入賞を果たした。この大きな要因はやはり、タイヤをきちんとマネジメントできることだろう。マシン特性もあるが、ドライビングスタイルも大いに関係しているはずだ。セルジオ・ペレスもついにF1初ポイントをゲット。今後はGP2時代に慣れ親しんだコースが多くなることもあり、可夢偉に対抗できる速さを発揮してくると期待される。 

【トロ・ロッソ】
セバスチャン・ブエミ(予選:11番手/決勝:14位)
ハイメ・アルグエルスアリ(予選:13番手/決勝:16位)

スタート直後のトロ・ロッソ勢の挙動を見ると、若さが前面に出すぎている感じがいまだにあると言ってもいいだろう。入賞を争いながらもレース終盤にペースが落ちてしまうのは、タイヤマネジメントが十分ではないということだ。 

【ロータス】
ヘイキ・コバライネン(予選:15番手/決勝:リタイア)
ヤルノ・トゥルーリ(予選:18番手/決勝:18位)

予選でQ2に進出したコバライネンは、ドライビングミスによってコースオフを喫してリタイア。トゥルーリは完走を果たしたが、グリッドポジションから改善することはできなかった。新興3チームの中では明らかに群を抜いた存在となっているが、そこから中団争いまではまだいくらかのギャップがある。予選でも真っ向勝負でQ2進出を果たせるレベルにはなく、すべての面でさらなる改善が必要だ。 

【HRT】
ナレイン・カーティケヤン(予選:22番手/決勝:21位)
ビタントニオ・リウッツィ(予選:21番手/決勝:リタイア)

母国レースを迎えたHRTはヴァージン勢と争ったが、カーティケヤンは5周遅れでのフィニッシュ、リウッツィはリタイアとなった。アップデートを持ち込んでいるヴァージンに対して苦しい戦いとなっており、まだヴァージンのアップデートが能力を発揮していないことを考えると、テールエンダーとして取り残されていく図式になるのかもしれない。 

【ヴァージン】
ティモ・グロック(予選:20番手/決勝:19位)
ジェローム・ダンブロジオ(予選:23番手/決勝:20位)

トルコGPに引き続いてアップデートを持ち込んだヴァージンだが、依然として思ったとおりには機能していない様子。ロータスに追いつくことが当面の目標だが、なかなか厳しい状況と言わざるを得ない。ダブル完走を果たしてデータを収集したことは、今後の開発に生かせるだろう。


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