ESPN F1トピックス から
昨晩、フリー走行2をCS(・・・といいつつケーブルTVですが)で中継を観ていましたが、さすがアロンソに対する歓声は、他のドライバーとは比べものにならないくらい迫力がありました
サッカーのシャビ・アロンソとどちらが人気あるんやろ
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ヨーロッパ大陸での本格的なF1シーズン到来を告げるスペインGPが開幕し、20日(金)に2回のフリー走行セッションが行われた。
その2回のセッションでトップタイムをたたき出したのは昨年のスペインGP覇者、マーク・ウェバー(レッドブル)。チームメイトのセバスチャン・ベッテルやマクラーレン、メルセデスGP、そして母国グランプリを迎えているフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)も上位に付けており、初日の作業を見る限りでは大きな勢力図の変化はなさそうだ。
それでも、ほとんどのチームが何らかのアップデートを投入しており、週末が進むにつれて興味深い変化を楽しむことができるかもしれない。
初日の作業を終えたドライバーとチーム関係者のコメントは以下のとおり。
【レッドブル】
セバスチャン・ベッテル
フリー走行1回目:2番手
フリー走行2回目:3番手
「本当のチャンスとして新しいスペックのハードタイヤを試すのは今回が初めてだったけど、とても生産的な1日だった。かなり硬いよ! 結局のところは問題なかったけどね。今朝はたぶん理想的とはいかなかったけど、午後は満足している。今週末はタイトになるだろう。僕たちの調子は良さそうだけど、他のチームも速そうだ」
マーク・ウェバー
フリー走行1回目:1番手
フリー走行2回目:1番手
「今日のマシンは順調だった。まだ取り組む作業は残っているけど、いい金曜日になったと思う。こういう気温のバルセロナでRB7を走らせるのは初めてだったから、チームはいろいろと学んだはずだ。ここではタイヤが重要な要素。そのことは分かっているから、全力でタイヤ管理に取り組んでいく。昨年はいい結果だったし、僕にとってここは悪くないコースだ。今週末もこのトレンドを維持していきたい」
【マクラーレン】
ルイス・ハミルトン
フリー走行1回目:6番手
フリー走行2回目:2番手
「ペースを正確に判断するのは難しいね。今日の僕たちはプログラムを実行し、そこまで大きく離されてはいないけれど、ライバルチーム勢の燃料搭載量やエンジンの走行状態はわからない。それでもいいデータを収集できたし、ポジティブな改善を果たせた。だから、これまでと同じような速さを今日も見ることができたんだ」
「小さな前進をいくらか果たせたよ。新しいフロントウイングを搭載したけど、自然な感じでいくらかの改善が明らかになった。これはそんなに悪いことじゃないよ。ハードタイヤを履いていた午前中はあまりいい感じじゃなかった。温めるのが大変だったし、走りきるのも困難だったからね。でも午後にはすごくポジティブになったんだ。今回の2つのピレリタイヤコンパウンドには大きな差があるよ。今週末のショーにおいてポジティブなインパクトを与えそうだ!」
フリー走行1回目:9番手
フリー走行2回目:4番手
ジェンソン・バトン
「午前中は新しいシステムを搭載して走行することに時間を割いたんだ。午後には少しハードにプッシュすることができ、適切な感触を得られた。バランスには満足できたわけじゃないよ。リアエンドに苦しんでしまったけど、これは僕が一番嫌うことなんだ。でも、今晩の作業で改善できるさ」
「マシンにはもっと速さがあるから、それを発揮して僕が好むバランスを見つければいいんだ。予想していたのとはちょっと違った結果だけど、ロングランはいい感じだった。いい情報が得られたし、レースに向けていいバランスを見つけられるだろう。今は予選に向けてリアエンドの問題解決に集中しないといけない」
マーティン・ウィットマーシュ(チーム代表)
「今日の午前のセッションでは2台のマシンに異なったプログラムを適応し、予定していたアップグレードと共に可能な限り多くのデータ収集を図った。われわれは同じ燃料搭載量とタイヤでの走行を限定したが、DRS(ドラッグ減少システム/可変リアウイング)も使わなかった。これにより、フリー走行1回目のタイムはわれわれの位置を適切に表しているわけではないだろう」
「しかし、われわれはたくさんのポジティブなデータを収集することができ、午後のセッションでは2つの異なった開発方法を1つのプログラムにまとめて励まされる結果を得られた。ルイスやジェンソンはマシンバランスに完全に満足できていないが、いくらかポジティブな成果を残せているのだろう。今晩はたくさんのデータを分析することになるが、明日に向けて適切な方向に前進することができると自信を感じている。とにかく、ポジティブな1日だった」
フリー走行1回目:4番手
フリー走行2回目:5番手
【フェラーリ】
フェルナンド・アロンソ
「今日は新しいものをたくさん試したから、作業で得た情報から推測して、明日のためにベストのパーツを選び出さなければならない。第一印象は好意的だ。僕らは一歩前進できたと思う。フリー走行では1つのクルマと別のクルマの間に違いがあるから、ギャップを計ることは難しい。まだレッドブルが先頭にいることには驚かないよ。今は彼らが最速だし、こういうコースやブダペストは彼らの特性によく合っている」
「彼らを予選で倒すのは難しいだろうけど、レースでは彼らやマクラーレンに近づいてプレッシャーをかけられるかもしれない。セットアップはもう少し改善が必要だ。今日はテストすることが多すぎて、あまり変える時間がなかったんだ。トルコの時よりも表彰台を争えるチャンスは大きいと思う。タイヤについて? ピレリは新タイプの"ハード"を持ってきたけど、"ソフト"に頼らずQ1を突破できるとは考えにくい。今日も確認されたとおり、冬のテストで分かっていたことだけど、デグラデーションは非常に激しく、ピットストップ回数という面ではイスタンブールのようなレースになる要素がある」
フリー走行1回目:16番手
フリー走行2回目:8番手
フェリペ・マッサ
「僕にとって楽な1日じゃなかった。タイヤを機能させるのに、特にハードコンパウンドでは多くの問題があった。タイムもまとめられなかった。持ち込んだ新パーツはパフォーマンスを改善しているだけに残念だよ。ほかのチームは相変わらずすごく強い。主要ライバルとの間にはまだ大きなギャップがある。これから最善の選択をして、予選とレースに備えなければならない。タイヤに関してはあまり細かいことは語りたくないな。この部分では課題が多いとだけ言っておこう。コースオフした時はリアを失ってグラベルに飛び込んでしまった。バリアのすぐ近くを通ったけど、幸い接触はしなかったから、ダメージなくコースに復帰することができた」
パット・フライ(アシスタントテクニカルディレクター)
「今日は多くのメニューが用意されており、最初の反応として第一印象はポジティブだ。新しいコンポーネントを多くテストした。こうした状況では当然のことだが、いくつかはよく機能しており、ほかはそうでもなかった。あとは最善のピースを使ってジグソーパズルを完成させるだけだ。また新しい空力コンセプトも試し、その有効性を判断した。全体としてわれわれはパフォーマンス面で進歩したと思う。それを正確に表すのは難しいし、最速の人と比べてどこまでギャップを縮められたかを言うは難しいけれどね」
「狙いは予選でのパフォーマンスを向上し、レースペースでも前進することだ。過去数戦と同じルートだ。成功はたやすいことではないが、自信を持っている。冬のテストと比べ、気温が大幅に上がっている点を考慮しても、タイヤデグラデーションは非常に激しい。おそらく、ピットストップクルーは日曜の午後、かなり仕事をすることになると思うよ・・・」
フリー走行1回目:7番手
フリー走行2回目:7番手
【メルセデスGP】
ミハエル・シューマッハ
「まずまずの金曜日だった。改良が功を奏しているようで、上昇傾向にあることを証明できたはずだ。とはいえ他のチームも良くなっているので、データを詳しく見ていない今の段階では、3列目争いになるだろうとしかいえない。明日はもっとパフォーマンス向上を目指す」
フリー走行1回目:3番手
フリー走行2回目:6番手
ニコ・ロズベルグ
「セットアップに関してはいい1日で、クルマについてかなり多くのことを学べた。でも今日はハードタイヤがあまりうまく使えなかったし、すごく風が強かったから、僕らの本当のポジションについては何とも言い難い。それでもいいロングランができたし、前回のレースよりもクルマの準備は明らかにできている。これまでのところアップデートもうまく機能している。ファクトリーのみんなのおかげだよ」
ロス・ブラウン(チーム代表)
「今日はここで新しいアイテムを評価したいと考えていたが、それを無事に終えることができた。包括的なプログラムで、いつものように今夜すべてのデータを突き合わせて、週末のアプローチを決める。もう少しマシンのパフォーマンスを引き出さねばならないが、今日はまずまずのスタートだった」
ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)
「マイケル(シューマッハ)とニコで初日に126周をこなし、ここで初めて試した新しいプライムタイヤについてたくさんのことを学べた。初めは多くのチームがこのタイヤを機能させるのは難しそうだと考えた。だが今日は多くを学べたので、明日と日曜日に向けてマシンをセットアップするのに役立つだろう。残りの週末、われわれの目標は過去2戦と同様にトップ5に入ることだ」
フリー走行1回目:8番手
フリー走行2回目:10番手
【ルノー】
ニック・ハイドフェルド
「今日、何よりも興味深かったのはピレリの新しいスーパーハードタイヤだった。金曜日に何度か使ったことはあるけど、長い間走ったことはなかったし、僕の期待したような性能じゃなかったんだ。1ラップでもロングランでもものすごく遅い。それが以前のハードタイヤとの主な違いだ。良かった点は独創的なことをいくつか試せたこと。異なる面に挑戦し、パフォーマンス改善を目指した。セットアップもできたし、役に立ったよ。少し進歩したと思うけど、学んだことを正確に分析し、明日の3回目のフリー走行と予選でもっと良くなるにはどこを変えるべきか考えなければならない」
フリー走行1回目:11番手
フリー走行2回目:12番手
ヴィタリー・ペトロフ
「両方のタイヤで多くの周回をこなし、有効なデータを多く得られたのは良かった。今日はそのためにあるんだからね。でも今日はKERSをフルに使えなくて、たくさんタイムロスしてしまって、ちょっとイライラしたよ。そのために僕のクルマは少しパワー不足だったんだ。KERSはブレーキングにも影響するからブレーキバランスも補正しなければいけなかった。僕は楽観的だし、明日に期待している」
フリー走行1回目:10番手
フリー走行2回目:14番手
【ウィリアムズ】
ルーベンス・バリチェロ
「バルセロナに持ち込んだすべての新パーツをテストした。コース上だとリアウイングは問題なさそうだったけど、新しいフロアがどうだったかはじっくりと調べてみないとね。今日はかなり暑かったからグリップレベルが低めで、マシンはかなりスライドしたし、タイヤの摩耗もいつも以上。マシンがちょっとオーバーステア気味だった。残りの週末で問題を最小限にしてセットアップを最大に生かせるように考えていく必要があるとは思うけど、現段階では日曜日のレースは少なくとも4ストップになるんじゃないかな」
フリー走行1回目:13番手
フリー走行2回目:16番手
パストール・マルドナド
「今日は全体的に良かったと思う。テストプログラムを完了できたからうれしいし、FP2(フリー走行2回目)は何度か長めの走行も実施した。他のチームが何をやっていたのか知らないから、彼らと自分たちを比較するのは難しいけど、すべてうまくいっていると思う。僕たちはたくさんのアップグレードを持ち込んでいる。でも、データを分析する時間が必要だ」
サム・マイケル(テクニカルディレクター)
「今日は2台のマシンに載せた新しい空力パーツを含め、すべてのプログラムをやり遂げた。今週末のレースで使用するスペックに仕上げるため、今夜は大量のデータを見ていく。フロアパーツの一部には限りがあるので、そのことは考慮に入れておくつもりだ。今日は信頼性のトラブルは起きていない」
フリー走行1回目:15番手
フリー走行2回目:19番手
【フォース・インディア】
エイドリアン・スーティル
「僕は午前と午後ですべてのエアロパーツを試した。でも正直、スイートスポットを見つけられていないんだ。チームはすべてを搭載するために素晴らしい仕事をしてくれたけど、週末の間にこれだけ多くの新しいものを全部きちんとテストし、導入することは簡単じゃない。この新しいパッケージを使いこなすのは、思ったよりも難しそうだ。今日、あまりコンペティティブに見えなかったのはそのせいだろう。今晩はやるべき仕事がある。明日は改善を目指す」
フリー走行1回目:出走せず
フリー走行2回目:17番手
ポール・ディ・レスタ
「午前のセッションは走っていないから、午後の負担は大きかった。僕が完全なニューパッケージを使ったのはこれが初めてで、今までとは大きな違いになるのは分かっていた。クルマの感触も違うし、新しいパーツを理解し、その力を引き出すにはまだやるべきことがたくさんある。午後のセッション終盤、クルマは確実に少し良くなっていたけど、今夜はじっくり検討して明日のアプローチを考えなければいけない」
フリー走行1回目:14番手
フリー走行2回目:出走せず
ニコ・ヒュルケンベルグ
「僕は今朝、すべて旧スペックのパーツを使い、エイドリアンのクルマのニューパーツと比較するためのベースラインを得るために走った。どこに違いがあるのかを理解する助けになったと思うし、有益なデータを集めることができた。唯一の困難はタイヤ制限だ。ハードタイヤが1セットしかない中で、有益な走りを多くこなすことは難しい」
ドミニク・ハーロウ(サーキットエンジニアリングディレクター)
「やや風邪が強かったものの、今日のバルセロナはおおむねいい気候だった。週末はこの状態が続きそうだ。われわれのプログラムは空力開発が焦点で、有効な比較ができた。すべてのデータをチェックすれば、前進するための結論を導き出せるだろう。午前中のグリップレベルは非常に低く、FP2の終わりにようやく改善し始めた。エイドリアンのマシンにはちょっとしたテレメトリーの問題があり、新品のソフトタイヤを履いた最後のコースインでトラフィックに阻まれてしまって、時間をロスしてしまった。それを除けば多くの新パーツを導入した割に信頼性のある導入ができたと思う。満足だが、予選でのパフォーマンス改善に向けて今夜は仕事が残っている」
フリー走行1回目:17番手
フリー走行2回目:9番手
【ザウバー】
小林可夢偉
「今日は本当に興味深い1日を過ごせました。午前中にはエキゾーストのテストを忙しくこなし、新しい空力パーツの評価も行いました。いいラップタイムを刻めなかったのはセンサーが間違った情報を伝えてきたためにピットインを余儀なくされたためです。新しいスーパーハードコンパウンドによって、全く違ったマシンをドライブしているような感触を持ちました。タイヤはすごく遅かったですね。誰にとってもトリッキーだと思いますし、レースでは面白いタイヤ戦略が生まれるはずです」
フリー走行1回目:5番手
フリー走行2回目:11番手
セルジオ・ペレス
「僕たちにとってすごくポジティブな1日になった。空力アップデートと新しいタイヤコンパウンドについてたくさん学べたよ。(新しいスーパーハードコンパウンドは)ソフトコンパウンドと比べるとかなり遅いから、レースでは可能な限りソフトタイヤを使いたいものだね。これから収集したたくさんのデータを分析するけど、その後は明日に向けて予選パフォーマンスを改善したい。より良いグリッドを手にするためにね」
ジェームズ・キー(テクニカルディレクター)
「たくさんの新パーツをマシンに投入して評価やチェック作業を行ったため、チームにとって忙しい1日になった。それでも、とてもポジティブな作業だったしチーム全体が本当にいい仕事をしてくれた。フリー走行1回目では両マシンに新しい空力パッケージを搭載し、可夢偉には新しいエキゾーストを試してもらった。これにより、彼にはそのセッションを通じて空力評価を行ってもらうことが優先事項になった。エキゾーストに関するより重要で興味深いデータを収集できたが、これを今週末に実戦投入するかはまだ決めていない。とはいえ、残りのパッケージはかなりうまく機能してくれた。大きな問題はなかったし、全体的にグリップレベルが向上し、ドライバーもすべての新パーツによってバランスが良くなったと感じている。トルコGPで投入した新しいメカニカルアップデートも用いたため、それらの開発をさらに進めることができた。新パーツが懸念事項だったが、全体的にはとてもポジティブだ。ペースは悪くなさそうだが、とても接近している。また、今の路面状況においてマシンを100%適用できていない。今はかなり暑いコンディションになっており、バランスを改善するにはこの状況にマシンを対応させなければならない。特に新しいタイヤについてはそうだ。今晩は明日に向けて改善するために作業を行う」
フリー走行1回目:出走せず
フリー走行2回目:13番手
【トロ・ロッソ】
セバスチャン・ブエミ
「もちろん、冬季テストのときにここで経験したのとはまったく違っていた。気温が高くなっていることでラップタイムはかなり遅い。この熱さだとタイヤがまったく異なる反応を見せることは分かっている。今日は半日の作業だったけれど、たくさん走り込めたし分析用のデータもかなり集められたからとても満足だ。長い夜になりそう。皆が影響を受けたと思うけど、今日一番の問題はオーバーステアがひどかったこと。ハードとソフトのタイヤに激しい差があると分かったし、もしかするとこれまでで最大かもしれない。明日はフレッシュエンジンを載せるから前進できるだろうし、残りの週末はポジティブだと思っている」
フリー走行1回目:18番手
フリー走行2回目:15番手
ハイメ・アルグエルスアリ
「今朝はコース上での時間を失っちゃって残念だったけど、後から埋め合わせできた。午後はマシンの感触が良くて、ロングランでは特にそうだったし、ハードタイヤを履いて走行していたことを考えるととてもいいラップタイムを刻めたと思う。クイックラップをやろうと思ったときにトラフィックに引っかかってしまったけど、全体的には楽観している。マシンは進化しているし、コースコンディションは今日とはだいぶ違っていたから、冬にここでやった2回のテストセッションは全然役に立たなかった」
フリー走行1回目:12番手
フリー走行2回目:出走せず
ダニエル・リチャード
「冬季テストではダンプコンディションでスリックタイヤを1周しか履けなかったから、今日はあのときよりも、ワールドシリーズやこれまでのクラス(カテゴリー)でここを走った経験が役に立ったと思う。でもやっぱり、よく知っているコースは今シーズン初めてだったし楽しかった。まずまずのラップタイムまですぐに到達するのも少しは簡単だしね。単純なセッションだったけど、ピレリから余分にプライム(タイヤ)をもらえたことは有益だった。ブレーキとか、いろいろと改良を施したマシンのメカニカルバランスを変更してみたら、わずかに全体的なパフォーマンスが改善された」
フリー走行1回目:19番手
フリー走行2回目:18番手
【ロータス】
ヘイキ・コバライネン
「全体的には今日の結果に大満足さ。今日は改善を見ることができたと思うし、セッションを通じて新しいパッケージの能力を発揮することができた。前にいるマシンとのギャップはかなり小さい感じだから、すべてをポジティブにとらえている。カギとなるのは、さらに能力を発揮できるってことさ。すべてのアップデートが機能させるのは時間がかかるし、マシンはオプションタイヤでもプライムタイヤでもいい感触だけど、今晩はデータを分析して明日や今後のレースでさらに改善を図ることができるだろう」
フリー走行1回目:23番手
フリー走行2回目:20番手
ヤルノ・トゥルーリ
「僕にとっては少々複雑な1日だった。午前のセッションでチームが僕のステアリングを交換してくれたんだけど、それによってフリー走行1回目のプログラムを完了することができなかった。それでも午後のセッションではたくさん走行することができたし、マシンに改善を見出せると感じ始めたよ。今日は大部分でマシンの能力を最大限に生かせなかった気がしているけど、アップデートによって望んでいたペースをいくらか見つけることができたし、これからもまだ引き出せるものはあるはずだ」
マイク・ガスコイン(CTO/最高技術責任者)
「とても興味深かったし有益な1日だった。また、新しいパッケージでこれほど多くの距離を走破できたものもいいことだ。予想していたようにマシンの特性は今シーズンここまで作業してきたものと比べるとかなり変化しており、これらすべての改善を最大限に発揮するにはもっとファインチューニングしなければならない。それでも、ソフトタイヤを履いた時とロングラン時には狙っていた改善が明らかに得られている。集中するべき分野もあるが、それらもすべて対応できるだろうし、この新しいパッケージで過ごすことができていい1日になった。一生懸命作業してくれたチーム全体がよくやってくれたし、さらに改善ができると自信を持っている」
トニー・フェルナンデス(チーム代表)
「ここに持ち込んだアップデートのポテンシャルを最大限に発揮するにはいくらか時間がかかると思っていたし、ドライバーにとってみれば基本的にまったく新しいリアエンドになるのだからなおさらそうだと考えていた。しかし、今日走破することができた距離には満足しているし、われわれが以前より速くなったのは事実だ。これほど多くの距離を走れた金曜日は過去にも記憶がないし、得られることができたデータはマリアンヌや彼女が率いる風洞チームにとって有益なものになるだろう。われわれはオプションタイヤを履いた時に高いパフォーマンスを発揮できていたが、プライムではそれほどでもなかった。しかし、この分野のベテランではない私としても、アップデートを順応させるには時間がかかることは理解している。現実的な目標を立て、一生懸命作業を続けて一歩ずつ前進していこうじゃないか」
フリー走行1回目:24番手
フリー走行2回目:23番手
【HRT】
ナレイン・カーティケヤン
「プライムタイヤを履いた今朝はトラクションに問題があってオーバーステアがひどかった。午後は少し変えて落ち着いたけどね。新パーツの作業に励んでいる。明日もいくつか到着する予定なんだ。だから、パッケージが整えば今日よりも改善できるはず。バランスは冬から完全に変わっているから、マシンのバランスをやり直さないといけない。データを見て完全しないと。まだやることはたくさんある」
フリー走行1回目:22番手
フリー走行2回目:24番手
ビタントニオ・リウッツィ
「今日は全体的にポジティブな1日だった。タイヤの理解を深め、マシンのいい感触をつかもうと何度かロングランに励んでいる。マシンのセットアップ調整にかなりの時間を費やした2回のセッションとも興味深かった。2台は別々のパッケージだから、ナレイン(カーティケヤン)と僕はそれぞれの仕事に集中することが大事だったんだ。明日に向けていろいろと大事なデータを得られている。マシンのアップグレードがすべて整えばポジティブな前進を遂げられると思う」
コリン・コレス(チーム代表)
「今日はタイムシートがそれほど良いわけではないが、自分たちの取り組んだことは分かっているので私は前向きだ。それに、明日はマシンの本当のパフォーマンスを確認できると考えている。ロングランを実施しただけで、燃料が軽い状態では走っていない。レース用のセットアップに取り組み、それに専念していたので今日のタイムはそれほど重要ではなかった。空力アップデートを導入したのでそれを評価しなければならなかったが、ドライバーとエンジニアからのフィードバックは問題なく機能しているということだった」
フリー走行1回目:21番手
フリー走行2回目:22番手
【ヴァージン】
ティモ・グロック
「現時点では新しいエキゾーストに慣れる作業に集中しているから、まだセットアップやバランスの作業はあまり行えていないんだ。今日は主にデータ収集を実施したよ。簡単じゃないけど、いくらか成果を残せたし新開発の哲学を理解し始めていると思うんだ。このシステムを明日の予選とレースで使うかどうか決める前に、今晩はやるべき作業がたくさんあるよ」
フリー走行1回目:20番手
フリー走行2回目:21番手
ジェローム・ダンブロジオ
「個人的にはいい1日になった。異なったコンパウンドを分析する作業になったんだけど、特に新しいハードタイヤを試したんだ。終盤にいくらかロングランを行えたけど、すごく有益な作業だったと思うな。今は冷静になることがすごく重要だと思う。新しいパッケージを搭載したティモのマシンに何が起きているのか理解しなければいけない。僕の作業とティモの作業をまとめる必要があるし、明日何ができるのか楽しみにしているよ」
ジョン・ブース(チーム代表)
「最近行った直線テストの結論として、われわれはプログラムを分けて走行することを決めた。ティモには新しい空力パッケージを試してもらい、エンジンマッピングやディフューザーセットアップ、そしてここスペインに投入された新しいハードコンパウンドはジェロームに集中してもらうことにしたのだ。新しいタイヤは以前のものと比べて序盤のラップタイムは良くないが、デグラデーションが少なくなっている。これによって戦略の選択肢がバラエティに富むことになり、興味深いレースになるはずだ。今晩はデータを分析して2台のマシンのエキゾーストおよびディフューザーパッケージを比較することになる。また新しいパーツを注意深くチェックするつもりだ。その後、それらをマシンに搭載して今週末を戦うかどうか決めることになる。新しいパッケージには間違いなく大きなポテンシャルがある。ティモがオプションタイヤを履いた際にトラフィックの影響を受けてしまったのは非常に残念だ。それにより、真のポテンシャルを発揮することができなかった」
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