前戦のメルボルンでの開幕戦


Q1(一回目の予選)で、トップタイムのマシン(今回はS.ベッテル)のタイムの107%以内に入らないマシンは、決勝のグリッドに着けないという『107%ルール』に引っ掛った、HRTのマシン。


明日からフリー走行が始まりますが、このGPは・・・24台のフル・グリッドになるのか、それともメルボルン同様22台なのか、それともVirgin Racingが苦しんで20台になるのか・・・先ずは明日の午前のフリー走行で、HRTが注目に値できるタイムを刻めるのかが第一関門です。


ESPN F1トピックス より・・・


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HRTはマレーシアGPの金曜フリー走行に新しいフロントウイングを投入するが、ビタントニオ・リウッツィは予選通過に高い期待を抱いているようだ。


リウッツィとチームメイトのナレイン・カーティケヤンは開幕戦オーストラリアGPの予選Q1で107%ルールを達成できず、決勝進出を果たせなかった。金曜日からまともに走ることができていなかったため、予選でいきなり好タイムをたたき出せなかったことについて驚きを感じる人は少なかっただろう

しかしリウッツィは今週末のマレーシアGPに対して、より楽観的に考えている。チームは新しいウイングというアップデートを持ち込む予定となっており、これによって1周0.7秒という大きな進歩を果たせると自信を持っているのだ。

「今日からはすべてのことが承認されたから、明日のセッションが始まる前にそれ(新型ウイング)を手にすることができるだろう」とセパンで記者たちに語ったリウッツィ。「たくさんの新パーツを手にしているし、オーストラリアよりもかなりいい状態になるということについてはポジティブに考えているよ」とも述べた。


後方集団に近付けると期待を寄せるリウッツィは、HRTが予選通過に苦しむとすればヴァージンも厳しい戦いを強いられると予想する。

「レースに進むとは言い切れないけれど、ヴァージンに近づいてギャップを縮めることには自信がある。ここマレーシアは107%ルール(をクリアするの)が最もキツいコースだ。だけど、もし僕たちがレースに出走できなかったとすればライバルも苦しむだろう。僕らのペースはかなり改善されているし、直接的なライバルとのギャップを縮められるだろうからね」

またリウッツィは、準備不足だったことを考えれば、オーストラリアGPでのHRTのペースは将来的な向上が約束されたものだと自信を持っている。

「マシン全体の空力を考えて開発したフロントウイングを使えないという問題があったし、他にも問題はいくらかあった。だから、短い時間の中であのようなラップタイムを刻めたことには誰もが驚いているよ。土曜日午前にマシンを止めるボタンに関しておかしな問題があったのは残念だった」


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