ESPN F1トピックス から・・・
今週末に迫った今季第二戦のマレーシアGP
各チーム、様々なアップデートをしてくることになるでしょうが、マクラーレンのジョナサン・ニールのコメントを紹介します。
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マクラーレンのマネージングディレクターを務めるジョナサン・ニールはこの先のレースではメルセデスGPとフェラーリがオーストラリアGP以上に競争力をつけてくるだろうと予想している。
マクラーレン自身は開幕戦でのペース不足が懸念されていたものの、土壇場で投入したアップグレードが功を奏してメルボルンではレッドブルに最も近づいたチームだった。ニールはチームがオーストラリアでのパフォーマンスに満足したと語る一方で、アルバート・パーク・サーキットは各チームが持つ本来の競争力を反映するコースではないと指摘。
「レースには勝てなかったがマシンパフォーマンスには満足だったし、自信がついた。とはいえ、この段階ではまだフェラーリのベストを見たとも、メルセデスGPのベストを見たとも考えたことはない。われわれは冬季テストを通じてお互いにじっくり観察し合った。両チームがこれで終わるわけがない。サーキットの特性を踏まえると、マレーシアのように路面温度が高いコースやバルセロナのようにわりとチャレンジングなコースでこそ、よりマシンの真価が問われると思う」
緒戦までのわずかな時間で成し遂げた進歩には満足感があるものの、レッドブルに追いつくにはまだ取り組まなければ作業が多く残されており、マクラーレンはまだ納得していなかったと話すニール。
「グリッドの最前列に達するまでは(満足だと)言うつもりはない。自分たちが最速のマシンだとは思っていないし、事実、最速ではなかった。予選でルイス(ハミルトン)とジェンソン(バトン)が1列目に着けるよう、この先の数レースを通して必死にがんばる。まだまだやるべき作業は多くあると思っている。マシンのいくつかの領域には満足しているが、今の段階ではタイヤの生かし方やダウンフォースの得方がすべてであることは明白だ」
また、天候の変化が激しかった昨年の予選ではハミルトンがQ1敗退を喫し、バトンもアクシデントの影響でQ1突破にとどまったことから、雨の脅威が伝えられるセパンのレースに過剰な自信を持つことはないとも語ったニールは次のように付け加えた。
「昨年のことを思い出せば、われわれもフェラーリも下位に沈み、非常に不愉快な土曜日の夜を過ごした。降雨の可能性がかなり高い中で走ることになるので、観客にはおもしろいとは思うが、われわれチームにとってはかなりストレスが多くなる。シーズンのこの早い段階でウエットレースになればピレリタイヤが雨天でどのように機能するかをチェックしていくつもりだ。冬季テスト中、集中豪雨に見舞われたバルセロナでの経験があるとはいえ、インターミディエイトタイヤではまだあまり距離を走っていない。しかし、それは誰もが同じこと。少なくともコンディションがどうであれ、われわれ全員がそれを経験しなければならない」
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