被災地向けの物資調達や供給、ライフラインの復旧そして全国各地で展開されている義援金募集が大々的に報じられています。
私としましても、津波被害からの早期復興そして原発の出来る限り早い復旧を祈っておりますが、それと同じくらい大事なのが、地元の経済活動を活発化させるよう、国を挙げて立ち向かわなければいけないのではないかと想います。
義援金を募金したからいいんだ・・・物資資材を提供したからいいんだ・・・じゃなくて、福島や宮城そして岩手、青森の地場産業や経済界内で、資金の循環が滞ってしまうことが復興を進めていく上では極めて大事なことだと考えます。
地球温暖化が叫ばれる今、オゾンホールの破壊が徐々に進み、一昔前に比べますと・・・よほど宇宙空間から降り注ぐ放射能のほうが怖い、紫外線A波による皮膚へのダメージの方が、よっぽど怖いのですが、是非そういったこともあるんだよという事で、被災地内の経済活性化を、早く政府に求めたいと思います。
Yahooトピックス より
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地震、津波、原発事故と「三重苦」の事態が続く福島県。例年なら春休みシーズンでにぎわうはずの観光地は大きな打撃を受けている。「原発はいつ落ち着くのか」。観光客を受け入れる地元関係者は、いら立ちと不安を募らせている。
猪苗代町の野口英世記念館は、建物被害もなく1週間で営業を再開した。しかし、年間23万人を数える客足はピタリと止まり、来館者は「ゼロに等しい」(八子弥寿男館長)。原発から90キロ離れているものの、八子館長は「水も空気も大丈夫なので安心して来てほしいが、この状況はしばらく続くのではないか。できればゴールデンウイークまでには原発が落ち着いてほしい」と沈んだ声で語った。
年間30万人が訪れる田村市のあぶくま洞。地震発生時、洞内に観光客はおらず、係員2人にけがはなく、鍾乳石1カ所の先端が折れるなどしただけで済んだ。しかし、道路が通行止めとなり営業休止に追い込まれ、ゴールデンウイークの再開も難しい状況だ。あぶくま洞は原発30キロ圏外にあるが、管理事務所の吉田典良所長は「市全体が屋内退避圏だと思われていないか心配だ」と話し、再開後の不安は払拭(ふっしょく)できない。
映画「フラガール」の舞台となり、年間150万人が訪れるいわき市のスパリゾートハワイアンズでも再開時期は未定。建物被害は少なかったが、修繕費だけで数億円掛かる見通し。フラダンサー約30人の契約は何とか守ったが、契約社員約700人との雇用契約は3月末、更新しなかった。
施設を運営する常磐興産の佐久間博巳・取締役営業本部長は「原発が落ち着き、家族連れが安心して来られるような状況はいつ来るのか」と途方に暮れた様子で話した。
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