2009年のワールド・チャンピオン、ジェンソン・バトンによる新車MP4-26の現在の状況のようです。


ESPN F1トピックスより・・・


↓↓↓


ジェンソン・バトンはシーズン開幕戦の舞台オーストラリアでマクラーレンレッドブルフェラーリと同等の条件を有しているとは予想していないという。


8日(火)にスタートしたバルセロナテストの初日にMP4-26を駆って74周を走り込んだバトンは、マシンの進歩を感じつつも上位につけるライバルたちのペースに匹敵するにはまだ長い道のりがあると認めている。

カタロニア・サーキットで報道陣に対し、「メルボルンで僕たちがレッドブルやフェラーリと本気で戦えたら驚きだね」と語ったバトン。

「これまで走ってきたマイレージを比べても、前回のテストでのペースを比較しても、かなり無理な要求じゃないかな。でも厄介だとは思うけど絶対にないとは言えないからね

「新車で取り組んでいるステップにはとても感銘を受けている。今週はセットアップ作業にもう少し取り組むから彼らにどれだけ近づけるか分かるだろうけど、初戦で彼らのペースを手に入れるのはかなり難しいはずだ


また、マシンの競争力に関しては自身とチームメイトのルイス・ハミルトンが残る3日間のバルセロナテストで成し遂げられる成果次第だとも話したバトンは次のように続けている。

「レッドブルやフェラーリ、それからあともう1、2チームと同じくらいの速さを手に入れるにはまだやらなきゃいけない作業がある。でも、僕たちは前進しているし感触はいいんだ。まだ4日間のテストの初日だし、明日はもっと多くの距離を走り込んでセットアップ作業ができるといいな。今日はちょっと作業が限られてしまったけれど、今日やったセットアップ作業やコース上で取り組んだ燃料が軽い状態での走行も重い状態での走行も、前回ここで実施したテストからかなり改善されていた。完ぺきじゃないし、初戦への準備もまだ整っていないけど、僕たちは前進しているし、それについては満足するべきだと思っている」


さらに、オーストラリアGPで3番手チームになったとしても、シーズン開幕時であることを踏まえると、それほど最悪のポジションではないとも言うバトン。

「3番目に速いチームになることに満足することはないけれど、シーズンのスタートとしては悪くないと思うよ。そのポジションからでも多くのことができるしね。過去数回のテストや僕たちのペースを考えれば満足しても問題ないはず。だからと言って誰が上位だっていう手がかりもない。フェラーリやレッドブルは一貫してかなり良かったとは言えるけどね。一発のアタックは分からないけど、その2チームは一貫性がかなり高い。それ以外は日々速いマシンが変わっていたから本当によく分からないと思う」

マクラーレンがバルセロナに持ち込んだ"バブルノーズ"はフロントウイングのフレキシブル効果を測定するものでレースには登場しないが、バトンは「本当のところかなり気に入っているんだけどね。いい感じでしょ。実際、とても速かったから、つけようって言おうかな! 本当はマシンに載せたデバイスをチェックするものだよ。レースで使うものじゃない」とジョークを飛ばしている


↑↑↑


関連記事 http://ja.espnf1.com/mclaren/motorsport/story/42627.html




rockcastle~クルマバカの戯言(笑)-マクラーレンのノーズ