今季より独占供給を開始するPirelli社のスリックタイヤ。
他のカテゴリー、例えばWRCとかGP2とかスーパーバイク選手権では既に実績のあるメーカーですが、こと【F-1】となると勝手が違うようです。
”Formula”・・・”規格”の最高峰に位置づけられる【F-1】
エンジンパワーも桁外れ、当然最高速もコーナリング速度も高くなること請け合い。モチロン強烈なGにもさらされます。
そんな中で、短い時間でよくここまで準備が出来たなというのは、豊富な経験に基づくものなのかと思いますが・・・14年間慣れ親しんだ”Bridgestone”からの変更は、ドライバーの悩みも大きいように予想されます。
ESPN F1トピックス より・・・
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2011年のタイヤや同製品の今後の開発プログラムを特定のドライバーを念頭に入れてデザインしたわけではないとピレリが主張している。
フェリペ・マッサ(フェラーリ)、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)を筆頭に何人かのドライバーが昨年のブリヂストンタイヤに苦戦しており、ピレリタイヤへの変更は自分たちのドライビングスタイルにより合ったタイヤでレースするチャンスだと考えている。
これまでのところ、強いフロントグリップやオーバーステアを好むドライバーがピレリタイヤの特性を満喫しているようだ。
しかし、ピレリのモータースポーツ部門を統括するポール・ヘンブリーは『Auto Bild(オート・ビルド)』に「われわれはミハエル・シューマッハのようなドライバーからの特定のニーズを念頭にタイヤをデザインしたわけではない」とコメント。
さらに、ヘンブリーはシューマッハが最近バルセロナでレースシミュレーションを行った際、3回新しいタイヤに交換したことを明らかにしてこう述べている。
「今は戦略担当のみならずドライバーにとっても、レースはさらに大きな挑戦になっている」
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