今しがたチェックしたESPN F1トピックス ですが、現地時間(ヨーロッパ)21日の12:00(日本時間 21日 20:00以降?)を目処に結論が出されるとの憶測があります。


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バーレーンGPのオーガナイザーは来月に控える2011年開幕戦の準備を続けている。


バーレーン・インターナショナル・サーキットのコマーシャルディレクターを務めるローラン・マドール氏は『La Presse(ラ・プレッセ)』に「コントロールできない状況だという印象はありません」とし、「予定通りグランプリの準備を進めるよう指示されています」と明かした。

「マナマの中心部のみに問題がある」と言う同氏は続けて「私は海外からの居住者が多いエリアのすぐ外側に住んでいますが、とても安全だと感じています」とコメント。

さらに「仕事場でも、サーキットでも同じことです」と付け加えた。


しかしながら、3月13日(日)に決勝が予定されているバーレーンGPや、同地でのプレシーズンテストが中止になるような強い兆候が出ている。


ヴァージンのティモ・グロックは「今の状況なら、僕らはバーレーンに行くことができないね」と『Bild(ビルト)』紙に断言。


レッドブルではチーム代表のクリスチャン・ホーナーが「レースはキャンセルされそうだ」と同意見を示し、ドライバーのマーク・ウェバーは「おそらく、今はスポーツイベントで訪れるのに最良のときではないんだ。彼らにはもっと大きな問題が、より優先させなければならないことがある」と話している。


西欧諸国ではバーレーン王国へ渡航しないよう市民に呼びかけており『Gulf News(ガルフ・ニュース)』は今シーズンのより遅い段階への延期が確実だろうと報道。「作業をやめるように言われた」という"あるドイツチーム関係者"の発言を引用した。


メルセデスGPはコメントを出していないものの、複数のメディアが数時間で公式な発表があると見ている。12月までF1カレンダーが延長されるのではないかというのが現段階でのうわさだ。

『Bild am Sonntag(ビルド・アム・ゾンターク)』は「バーレーンがカレンダーの最後に移動する可能性がある」とのエクレストンの言葉を紹介しており、『Telegraph(テレグラフ)』『Times(タイムズ)』は21日(月)の正午までに決断が下されると報じた。


また、『AP通信』は反政府運動とバーレーン皇太子が擁護するF1との間のはっきりとした関連として、「彼の大事なF1は彼がその民に流させた血よりも大事なのだ」というあるデモ参加者の批判を掲載している。


F1内部では、パドック主要メンバーの強い見解に重きが置かれるだろう。


『BBC』レポーターのジェイク・ハンフリーは土曜日に、たとえレースが開催されたとしてもバーレーン訪問については自分自身の決断を下すと『Twitter(ツイッター)』上で示唆。「われわれ(BBC)は電話するつもりだ。どうするかはそのときだ」とハンフリーはつぶやいている。


また、『O Estado de S.Paulo(オ・エスタド・デ・サンパウロ)』には"ある重要チームのメンバー"とされる人物が「最新の出来事を見る限り、バーレーンに行くのはおかしい」とのコメントを寄せた。


ザウバーの小林可夢偉はバーレーンへの渡航に懸念を持っているか訊ねられ、「そうでない人がいるんですか?」と答えている。


一方、バーレーン政府がチームの一部を所有しているマクラーレンのドライバーは、この件に関するコメントを禁じられている模様だ。


『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』によれば、ウィリアムズのサム・マイケルはバーレーンの情勢がいくらか好転していると考えながらも「しかし、いつでも再び火がつくことはあり得る」と主張。


元F1ドライバーのアレキサンダー・ブルツ『laola1.at』に対し、レースは明らかに開催されるべきではないとしている。

「だけど、これが一つのスポーツというだけではなく大きな産業でもあることを考えれば、単にキャンセルすればいいというようなシンプルな問題ではない」とブルツは語った。


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