13日(日)、2回目のウインター合同テストが終了しました。
この4日間でのタイムチャートトップを記録したのが、FERRARI,MercedesGP,Lotus Renault GPそしてWilliams COTHWORTHの4台。
エンジンもバラバラならばコンストラクターもバラバラですが、この時期のタイムは参考にならないとは言え、有力なコンストラクターが冬の間の開発を、順調に進められているのではないかと思います。
特に今回のJerezテストで話題となった、Renaultのテストに参加したニック・ハイドフェルドですが・・・ペトロフやブルーノとは明らかに格が違うところを魅せてくれたように感じます。
次回のバルセロナテストに参加できれば、ロバート・クビサが戻ってくるまでのドライバーとして迎え入れられるものと予想されます。
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13日(日)、ヘレスで実施されたプレシーズンテストは最終日を迎え、ウィリアムズのルーベンス・バリチェロが最速タイムを刻んで終了した。バリチェロの記録は午前に8周の連続走行に臨んだ際にマークされたもの。
午前の作業中にグラベルに乗り上げて赤旗の要因を作ってしまったザウバーの小林可夢偉だが、2番手タイムを残してヘレスでのプログラムを締めくくっている。
日曜日は天気がすぐれなかったにもかかわらず大勢のファンがサーキットに詰めかけ、その多くの声援を受けたスペイン出身のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は上位につけた2人同様、午前中に刻んだタイムが3番手となった。午後のセッションは燃料を多く積んでの走行に取り組んでいる。
ジェンソン・バトン(マクラーレン)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)といった他のトップチームの面々は速いタイムを狙うアタックラップよりも大量の燃料を搭載しての作業に集中した。
午後は8周を走ってピットレーン入り口でストップしてしまったものの、再び競争力の向上を発揮したロータスはヘイキ・コバライネンが6番手タイムを記録している。一方でフラストレーションのたまる1日を過ごしたのがヴァージン。午前にオイルプレッシャーのトラブルでストップした後、短時間で修復できると予想された作業に4時間を費やしてしまい、ドライブを担当したジェローム・ダンブロジオは終了間際になってようやくコースに戻ることができた。
また、フォース・インディアのステアリングを握ったポール・ディ・レスタはサスペンションに問題が発生し、グラベルにはまってしまっている。トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミはアロンソに次ぐ4番手に入った。
数名のドライバーが雨天用のタイヤを履いてコースに出たものの、雨の降り始めが予報より若干遅れたため、有意義な評価に取り組むには遅すぎた。
ヘレス - 2011/02/13
順位 | ドライバー | マシン/エンジン | タイム | 周回数 |
1. | ルーベンス・バリチェロ | ウィリアムズ・コスワースFW33 | 1:19.832 | 103 |
2. | 小林可夢偉 | ザウバー・フェラーリC30 | 1:20.601 | 86 |
3. | フェルナンド・アロンソ | フェラーリF150thイタリア | 1:21.074 | 115 |
4. | セバスチャン・ブエミ | トロ・ロッソ・フェラーリSTR6 | 1:21.213 | 90 |
5. | ブルーノ・セナ | ルノーR31 | 1:21.400 | 68 |
6. | ヘイキ・コバライネン | ロータス・ルノーT128 | 1:21.632 | 43 |
7. | ニコ・ロズベルグ | メルセデスGP W02 | 1:22.103 | 45 |
8. | セバスチャン・ベッテル | レッドブル・ルノーRB7 | 1:22.222 | 90 |
9. | ジェンソン・バトン | マクラーレン・メルセデスMP4-26 | 1:22.278 | 70 |
10. | ジェローム・ダンブロジオ | ヴァージン・コスワースMVR-02 | 1:22.985 | 45 |
11. | ポール・ディ・レスタ | フォース・インディア・メルセデスVJM-04 | 1:23.111 | 99 |
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関連記事 http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/story/40824.html
また今季よりタイヤを独占供給することになったPIRELLIに関し、以下のような記事が掲載されています。
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ピレリを率いるポール・ヘンブリーは4週間後の開幕戦バーレーンGPに向けて実施されている新しいタイヤのテストに満足していると語った。
昨年のブリヂストンタイヤに比べて摩耗が早いとのコメントを受け、ヘンブリーは1台あたり4回のタイヤ交換が必要なのではとの憶測は退けたものの、チームが戦略を改める必要はあると発言。
「われわれが見たデータからは、4回(のタイヤ交換を)する者がいるのだろうかと疑問だ」と『Autosport(オートスポーツ)』に話したヘンブリーはこう続けている。
「3回にはなるかもしれないが、チームによって違うだろう。私は今でも2回を考えているし、最悪のケースとして3回実施しなければならない者がいるかもしれない。しかし、4回というのは自分たちが見たデータに合わないし、かなり妙だ」
「われわれはタイヤの寿命と、チームがタイヤ交換を強いられることとの適切なバランスを見いだそうとしている。あまりにタイヤの寿命が長すぎればチームは1度のタイヤ交換をすることになり、それは過去にやっていたことでもある」
さらに、タイヤが新しい場合、タイヤをケアするドライバーが長時間に渡ってタイヤの力をより多く引き出す傾向にあると言うヘンブリーは「タイヤの寿命にかなり大きな影響を与えることがある」と述べた。
それでも、まだ取り組まなければならない作業はあるとも認め、次のように締めくくっている。
「常に言っているように、自分たちに許されたわずか6カ月のテストですべてを知ることは不可能であり、それを理解するだけの謙虚さはある。だが、場合によってはFIAと共に決断を下す。えこひいきを引き起こすリスクがあるため、チームとではなく、FIAと決める」
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関連記事 http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/story/40842.html
はて・・・RedBullRacing・・・ホンマにロングランとかタイヤのテストのみに集中しているんでしょうか
もしかしたら信頼性の部分で不安を抱えながらのテストを行っているように感じるのですが・・・気のせいであって欲しいなと思ってます。