Jerezサーキットでの3日目のテストが始まりました。
今回の注目はRenaultのテストに参加することになったニック・ハイドフェルド。直ぐにペトロフのタイムを上回ることが出来て・・・さすがという印象です。
ESPN F1トピックス より拝借です。
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ヘレステストに初参加したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、3日目午前のセッションでトップタイムをたたき出し、サーキットに詰めかけた多くのスペイン人ファンを熱狂させた。
アロンソが駆るフェラーリF150thイタリアは午前のセッションだけで49周を走破して高い信頼性を発揮し、13時の時点で2番手につけているミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)に0.5秒差をつけている。それでも、シューマッハがテスト2日目でスーパーソフトコンパウンドを履いて刻んだタイムが依然として今週の最速タイムのままだ。
合わせて9度のワールドタイトルを獲得しているアロンソとシューマッハがタイムシートの上位につけているが、12日(土)のヘレスのパドックで最も注目を集めているのはルノーのガレージに登場したニック・ハイドフェルド。ロバート・クビサが大ケガを負ったことで2011年シーズンの大半を欠場することが濃厚となっており、その代役候補に挙げられているハイドフェルドがルノーR31をドライブしてチームからの評価を受けているのだ。
ハイドフェルドはセッション開始からショートランを何度も行い、すぐにヴィタリー・ペトロフがテスト初日と2日目で刻んだベストタイムを上回ることに成功。午前のセッションでは6番手につけているが、ハイドフェルド自身は印象的なラップタイムを刻むためにヘレスに来たわけではないと強調。チームにとってできる限りの仕事をすることを狙っている。午後にはロングランを行う予定で、テスト最終日となる13日(日)にはブルーノ・セナにマシンを譲る予定だ。
午前のセッションで印象的なラップタイムを刻んだのは小林可夢偉(ザウバー)で、ザウバー・フェラーリC30を駆って3番手につけている。昨日にはセルジオ・ペレスがクラッシュを喫してマシンは修復を余儀なくされたが、可夢偉のタイムを見る限りでは影響はなさそうだ。今のところ、トップのアロンソから0.749秒差のタイムを残している。
4番手につけたのはマーク・ウェバーから作業を引き継いだセバスチャン・ベッテル(レッドブル)。テストに参加するのは先週のバレンシア以来となるが、午前のセッションでは全ドライバー中最多となる61周を走り込み、ベストタイムはアロンソの1秒落ちとなっている。一方、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)はセッションの大半をガレージで過ごし、まだ16周しか走れていない。テスト初日にステアリングを握ったハミルトンはかなりプッシュしているようだが、今のところ7番手につけている。
ロータスはヘイキ・コバライネンを起用し、1分22秒793というベストタイムを刻んでいる。ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)やルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)を抑えて昼食を迎えることに成功したが、バリチェロにはKERS(運動エネルギー回生システム)の問題が生じているようだ。
【ヘレス - 2011/02/12午前】
1. フェルナンド・アロンソ - フェラーリF150thイタリア - 1:20.493 - 49周
2. ミハエル・シューマッハ - メルセデスGP W02 - 1:21.054 - 39周
3. 小林可夢偉 - ザウバー・フェラーリC30 - 1:21.242 - 37周
4. セバスチャン・ベッテル - レッドブル・ルノーRB7 - 1:21.574 - 61周
5. セバスチャン・ブエミ - トロ・ロッソ・フェラーリSTR6 - 1:21.790 - 53周
6. ニック・ハイドフェルド - ルノーR31 - 1:21.849 - 26周
7. ルイス・ハミルトン - マクラーレン・メルセデスMP4-26 - 1:22.057 - 16周
8. ヘイキ・コバライネン - ロータス・ルノーT128 - 1:22.793 - 37周
9. ポール・ディ・レスタ - フォース・インディア・メルセデスVJM04 - 1:22.945 - 50周
10. ルーベンス・バリチェロ - ウィリアムズ・コスワースFW33 - 1:23.063 - 27周
11. ジェローム・ダンブロジオ - ヴァージン・コスワースMVR-02 - 1:25.471 - 45周
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