ESPN F1トピックス より


有力コンストラクターは、ココまでの5回の合同テストで・・・なかなかの仕上がりを見せているようです。


新人ドライバーにとっては、今後も試練との我慢比べが続くことになるでしょうあせる



でもシューマッハがタイムシートトップとは!!久しぶりのような気もしますが、クルマの仕上がりが順調に進んでいると見て、今後のテストを注目したいですパー


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ヘレステスト2日目の総合トップタイムをたたき出したのは、112周を走破して1分20秒352を刻んだミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)だった。


メルセデスGPがリリースしたW02はバレンシアテストでハイドロリック系トラブルに見舞われたことで走行が制限され、ラップタイムも芳しくなかったことから、その競争力が疑問視されていた。それでもメルセデスGPは10日(木)に、信頼性の問題を解決したと宣言。そして11日(金)のテストではシューマッハがトップタイムをマークしてみせたのだ。

この時期のタイムはチームの勢力図を表すには大雑把なものであることは間違いないが、プレシーズンテスト5日目にしてすでに、レッドブル、フェラーリ、ルノー、そしてメルセデスGPがタイムシートのトップにつける展開となっている。


この4チームの中で最も安定しているのはフェラーリだ。この日もフェリペ・マッサはシューマッハからわずか0.061秒差の2番手につけており、116周を走破。ヘレステスト初日には101周を走っていることもあり、この2日間で3レース分を走りきったことになる。新車F150thイタリアはこの日も不安を感じさせない安定ぶりを発揮しており、気になったのは赤旗中断で作業が一時停止になることぐらいだった。

午前中にあった2度の赤旗中断はルノーとトロ・ロッソのメカニカルトラブルによるもので、午後の2度の赤旗提示はアクシデントが原因だった。ルーキーのセルジオ・ペレス(ザウバー)とパストール・マルドナド(ウィリアムズ)は、いずれもアクシデントでこの日の走行を終えている。ペレスはフロントウイングを壊し、左フロントサスペンションも破損した状態となった。マルドナドはフロントウイングの脱落により、左リアサスペンションがタイヤバリアに当たってマシンにダメージが生じている。ペレスは7番手タイムを刻んでいるが、マルドナドは37周の走行に留まり9番手だった。


マクラーレンはジェンソン・バトンがMP4-26をドライブして61周を走破し、シューマッハから0.6秒差につけている。チームはまだ限界走行を行っていないと強調しており、現在は信頼性のテストと細かな問題の解決に重点を置いて作業を進行している状況だ。


一方、4番手という印象的なポジションにつけたのはハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)。「パフォーマンス面で結論付けるのはまだ少し早い。特にラップタイムは午前から午後にかけて変化しているからね。だけど、コースにおけるマシンの成果という意味では自信を持っているよ」とコメントした。

ヴァージンもまた、成果を残したチームの1つだ。ティモ・グロックは8番手タイムをたたき出し、シューマッハから1.8秒差につけているのだ。一方、ロータスは午後の大半をガレージで過ごし、メカニカルトラブルの解消に集中していた。今晩には新しいパーツが届き、テスト3日目の走行には間に合うと考えられている。


【ヘレス - 2011/2/11】

1. ミハエル・シューマッハ - メルセデスGP W02 - 1:20.352 - 112周
2. フェリペ・マッサ - フェラーリF150thイタリア - 1:20.413 - 116周
3. ジェンソン・バトン - マクラーレン・メルセデスMP4-26 - 1:21.009 - 69周
4. ハイメ・アルグエルスアリ - トロ・ロッソ・フェラーリSTR6 - 1:21.214 - 72周
5. マーク・ウェバー - レッドブル・ルノーRB7 - 1:21.613 - 113周
6. エイドリアン・スーティル - フォース・インディア・メルセデスVJM04 - 1:21.780 - 73周
7. セルジオ・ペレス - ザウバー・フェラーリC30 - 1:21.857 - 56周
8. ティモ・グロック - ヴァージン・コスワースMVR-02 - 1:22.208 - 57周
9. ヴィタリー・ペトロフ - ルノーR31 - 1:22.493 - 65周
10. パストール・マルドナド - ウィリアムズ・コスワースFW33 - 1:22.591 - 37周
11. ヤルノ・トゥルーリ - ロータス・ルノーT128 - 1:23.216 - 40周


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また、ラリーでの事故後初の、ロバート・クビサのインタビューコメントが寄せられているようです。


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先週末、イタリアでラリーの最中に激しいクラッシュを喫したロバート・クビサが、事故後初めてインタビューに応じ、今シーズン中にF1に復帰したいとの意欲を示した。『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』のインタビューでクビサは"前よりも強くなって戻ってくる"と宣言している。

10日(木)に集中治療室を出たクビサは11日(金)に右腕と脚の骨折を治療するための再手術を受ける。全治までの期間は未定だが、復帰の際には最高のコンディションで戻れると彼は自信を見せた。

「事故のことは何も覚えていない。でもこういうことが人を強くしてくれる」と彼は言う。「母に申し訳なく思っているよ」

回復は今のところ予定通りだというが、長いプロセスになることを彼は自覚している。「指は動くし、腕も同様だ。でも確証が得られるのは僕が本当に努力してからだね」

クビサは過去に2度の大事故から生還を果たした。その1つは2007年のカナダGP――この時はわずか1戦の欠場でレースに復活した――もう1度はF1に来る以前、友人のロードカーを運転していたときだった。回復までの道のりを分かっていると彼は言い、この経験を生かす自信があると述べた。

「僕はドライバーとして、もっともっと強くなる」とクビサは言う。「今年中に戻る必要がある。右腕は7年前に酔っぱらいにぶつけられたときよりいい状態だよ」

またクビサはラリーに対する情熱についても口にした。

「過酷な厳しいワークアウトで、F1での集中力を養うのに役立つ・・・これからも続けるかどうかはまだ決めていない」

彼はF1界から引きも切らず訪れる見舞客に感謝を述べた。

「ブリアトーレに会えて良かったよ。彼は特別だ。それから(フェルナンド)アロンソ、(ジェラルド)ロペス、(ヴィタリー)ペトロフ、(ジャン)アレジ、(ビタントニオ)リウッツィ――サーキットではみんなの本当の顔ってなかなか見られないんだね。うれしかった」


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