私自身の個人的な見解として・・・R.Kubicaと同じレベルでマシンを操れることが出来るのはと問われたらイの一番に『ニック・ハイドフェルド』の名前を挙げます。


かつてあまりにもドライビング性能に劣る「F1.09」というマシンを、クビサと2人で・・・シーズン終盤にかけて、何とか戦えるマシンに仕上げたドライバーなので。


ESPN F1のコラム から


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イタリアのラリーイベント中に事故に遭遇したロバート・クビサの開幕参戦が不可能だった場合、ブルーノ・セナが代役を務めることになりそうだ。

クビサの容体は正確に分かっていないものの、バーレーンでシーズンが開幕するまで5週間しかないことを考えると、ルノーはこの先数カ月の選択肢を必死になって熟考していることだろう。

ルノーにはブルーノの他にもロマン・グロージャンがリザーブドライバーとして控えている。2011年型マシンの発表会で、チームを率いるエリック・ブーリエはクビサあるいはヴィタリー・ペトロフのレースドライバー陣にもしものことがあった場合、ピンチヒッターの第一候補は誰かとの質問を受け、「今のところ一番準備が整っているのはブルーノだ」と答えていた。

しかし、クビサが1、2レースに出走できない場合は有力な選択肢となり得るだろうが、数カ月あるいは1年を棒に振るとなれば状況は一変する

競争力に欠けるマシンだったとはいえ、HRTで失望のデビューシーズンを過ごしたブルーノは途中からレースシートに座ったクリスチャン・クリエンのパフォーマンスを下回ることが多く、本来の力を疑われもした。一方のグロージャンは2009年に7レースを戦うも、目立った成績を残せていない。

チームの投資レベルを踏まえると、後援者たちはシーズンが進むにつれて経験の少ないペトロフについて行く名前を求めるはずだ。きっとブーリエはより実質的な後任を探して血まなこになるだろう。

2010年末にシートを失ったドライバーの中で、経験豊富なメンバーは複数いる。ルーカス・ディ・グラッシペドロ・デ・ラ・ロサニック・ハイドフェルドは要請さえあればバーレーンですぐにでも出走可能と言えるだろう。ただ、クビサは唯一無二の才能を持つドライバーであり、誰を起用しようとも、その場しのぎの解決策以外の何ものでもない。

2010年の一年間を戦い抜いたビタントニオ・リウッツィがフォース・インディアとの契約問題を解決できたと仮定すれば、堅実な経歴を持つリウッツィも選択肢になり得る。

加えて、ルーキーイヤーを終えてウィリアムズを放出されたニコ・ヒュルケンベルグにとってもグリッド復帰の可能性がある。レースシートを確保できなかった中では最も優れた若手ドライバーであり、ルノーが持ち込み資金に期待していなければヒュルケンベルグと契約することにメリットを見いだせるかもしれない。

ヒュルケンベルグにとっての障害はフォース・インディアとリザーブドライバー契約をかわしていることだが、彼のマネジャー(シューマッハ兄弟のマネジメントを手がけたことで有名なウィリー・ウェバー)が他チームのレースシートに座るチャンスが浮上した場合、チーム離脱を認める条項を交渉していなかったとすれば、ヒュルケンベルグはマネジメントを変更すべきだろう。

それに失敗したとすれば、ルノーが契約を買い取る必要があるかもしれない。とはいえ、費用がいくらであれ、クビサの抜けた穴を埋めるドライバーを手に入れるためなら安価な選択肢と言えるはずだ。


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ニコも場合によっては最有力候補に上がりますね。